キセル乗車とされないための対策を解説!電車で寝過ごしや乗り過ごした時は不正乗車になる?罰則や後日発覚・逮捕事例もご紹介

それではもしも乗り越し乗車や寝過ごし乗車をした場合、キセル乗車に当たるのでしょうか。

実はケースによっては、たとえ乗り越しなどでもキセル乗車とみなされることがあります。

乗り越し乗車の場合は折り返した場合は不正

乗り越し乗車は目的地の駅を間違えて通り過ぎる行為です。

誰にでも間違いが起きる以上、つい乗り越してしまった経験のある人も多いでしょう。

乗り越し乗車の場合は、一度近くの駅の改札を抜ければ乗り越しとはみなされません。

なおこの際、所持している切符と降りた駅までの運賃までの差額を精算する必要があります。

一方乗り越した際に、一番近くの駅から折り返した場合は不正乗車扱いです。

発覚すれば、本来の目的地と折り返した駅との差額分の3倍の料金を請求されます。

また快速電車などで一度目的地駅を通過し、停車駅から折り返す行為も不正乗車です。

料金の発生する列車の場合であれば、発覚した場合に料金分の罰金も請求されるでしょう。

寝過ごし乗車の場合は意図的であれば不正

寝過ごして降りる駅を過ぎる寝過ごし乗車についても、ケースにより不正乗車とみなされます。

仕事などで疲れて寝過ごした場合は、駅員に事情を説明すれば大目に見てもらえるでしょう。

しかし寝過ごしが意図的な場合は、悪質ということでキセル乗車とみなされる可能性があります。

例えば目をつむって寝ているふりをして、そのまま降りるべき駅を通り過ぎた場合などです。

キセル乗車とみなされないための対策

黒板で説明

電車に乗って移動する際、キセル乗車とみなされないようにする対策は重要となります。

どのような点を心がければ、キセル乗車とみなされずに済むのでしょうか。

主に心がけると良い方法として、以下の3点が挙げられます。

きちんと目的地の駅で降りる

到着した電車

キセル乗車とみなされないようにする基本的な方法は、やはり券面の目的地で下車することです。

例えば東京駅から横浜駅までの切符であれば、横浜駅で降りるようにします。

もし気が変わってその先の小田原駅で降りるのであれば、差額分はきちんと精算するべきです。

定期券を利用する場合は、券面に記された区間できちんと移動するべきでしょう。

特に定期券を利用してキセル乗車を行った場合、乗車券の場合以上に計画性が見られます。

その分定期券を利用したキセル乗車は、厳重に処罰されやすいです。

乗り過ごした場合は折り返さない

また何らかの理由で乗り過ごしてしまった場合は、折り返さないように心がけます。

乗り過ごした先の駅で精算し改札を出て、再び目的地の駅までの切符を買って戻るべきでしょう。

折り返した場合は意図的ではなかったにしても、鉄道会社から不正乗車としてみなされます。

このため乗り過ごした場合は、きちんと駅員に申告したほうが間違いが起こりません。

大周り旅行の場合も対策が必要

通勤電車の車内

なお国内の一部地域で大周り旅行を楽しむ際も、キセル乗車とされない対策が必要となります。

東京や大阪などの大都市圏では、特例でルートに関係なく最低の運賃で移動できる仕組みです。

このため隣の駅まで移動するのに、別ルートで遠回りする大周り旅行も楽しめます。

ただ初乗り運賃で大周りもできるこの方法は、場合により不正乗車とされることもあるでしょう。

大周りの際は経路を記したメモを用意し、駅員に説明できるようにする方法がおすすめです。

まとめ

駅のホーム

今回は鉄道を利用する際の不正行為であるキセル乗車の対策などを見てきました。

一昔前のタバコの形状が由来であるキセル乗車は、発覚すれば高い金額の罰金を請求されます。

またあまりにも悪質で常習性がある場合は、刑事事件として立件されるため注意すべきです。

ついやってしまう乗り越しや寝過ごし乗車も、場合によってはキセル乗車とみなされます。

いずれの場合もキセル乗車とみなされないようにするには、駅員に申し出るのがおすすめです。

キセル乗車とみなされないようにするには、決まった駅で降りることなどが重要となってきます。

「バレなければ大丈夫」と思いがちのキセル乗車は、現在では対策が強固です。

キセル乗車で人生が大きく狂うこともあるため、間違っても手を出さないべきでしょう。

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