出し子の違法性と巻き込まれないための対策を解説!怪しいバイトの見分け方やリスクは?捜査・逮捕となった実例や罰則もご紹介

男は現金を騙し取った疑いで逮捕された後、自宅から大量の他人名義のクレジットカードが発見されました。

それから調べを進めるうちに男が数人の出し子のまとめ役であったことが判明したのです。

詐欺グループでは主犯格が全ての役割に指示を出しているわけではなく、役割ごとのリーダーを持つ組織もあります。

こうすることでより主犯格の特定を避けられるようになってしまうのです。

出し子として関わった場合の罰則

法律

出し子として振り込め詐欺に関わった場合は、先に書いたように窃盗罪となるものです。

窃盗罪の罰則は以下の刑法第235条になります。

他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=140AC0000000045#1013

出し子における量刑は被害額や被害者数、依頼主を詐欺グループとわかっていたか、初犯であるかなどの要素から判断されます。

この要素のうち被害額が大きかった場合には出し子であっても執行猶予を付けられず、初犯でも重い罪に問われるものです。

怪しいバイトの見分け方は?

SNS

最後に出し子がアルバイトとして募集される状況について見ていきます。

手口やリスクを覚えておけば出し子を含む怪しいバイトに巻き込まれずに済むものです。

募集の手口

ハッシュタグ

近年はSNSを通じた闇バイトの募集が頻繁におこなわれています。

出し子もその一つであり、簡単な作業内容と一回のバイトとしては高い報酬が提示されるものです。

そんな如何にも怪しいバイトでもお金に困っている状況や興味本位で応募してしまう人もいます。

そして、応募して募集した人と相談している時には「そう簡単にバレない」というような言葉で流されてしまうのです。

身分証明書を提出することのリスク

闇バイトでは身分証明書の写しの提出を求められることがあります。

この行為自体は普通のバイトでも見られるものですが、闇バイトの場合は大きなリスクを伴うものです。

仮に出し子として一回加担してしまった時に、次の出し子としての作業を依頼されることがあります。

その際に断ろうとすると、身分証明書を晒すと脅されることがあるのです。

軽い気持ちで一度だけと思っても一度個人情報を握られると、望まない詐欺の加担させられてしまいます。

怪しいバイトに引っかからないためには

出し子を含む闇バイトは、たまたま目に入ったとしても自ら進んで調べなければ巻き込まれるものではありません。

手を出してしまうのは短時間で高報酬という条件に釣られてしまう場合がほとんどです。

なので、簡単に稼げるような書き方をしているSNS上のバイトの募集には相談しないようにしましょう。

バイトに応募する時はSNS上ではなく、一般のバイト募集サイト等で応募するのが安全面で一番です。

また、事前に身分証明書個人情報を聞き出されそうになっても応じないようにしましょう。

少しでも情報を握られるとその後も怪しいバイトに関わり続けることになるので、全て無視するのが一番です。

まとめ

止まれ

今回は出し子の違法性や危険性、巻き込まれないための注意点を見ていきました。

バイトの募集として提示されていても出し子は犯罪であり、刑罰を受けることになるものです。

また、一度関わってしまえばその後も出し子や他の詐欺に加担させられてしまう可能性もあります。

その後の人生を詐欺グループに支配されないためにも初めから出し子には関わらない意志を持っていきましょう。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
http://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html