所得隠しの違法性と罪を未然に防ぐ方法を解説!脱税との違いや罰則内容とは?アルバイト・副業収入を扱う際の注意点もご紹介

所得隠しが発覚する原因には、税務調査や通報などが挙げられます。

税務調査によってバレるケースが多い

所得隠しが発覚する原因として多いのが税務調査です。

税務調査では過去の申告内容で税務署の調査官が気になっている点について質問してきます。

この際に調査官が怪しく感じた点について問いただし発覚するケースが多いです。

なお税務調査で発覚した内容があまりにも悪質な場合、脱税ということになります。

ちなみに税務調査が入る率は、個人事業主で1%で法人でも3%と極めて低いです。

資産の登記や通報によるケースも

税務調査以外にも資産の登記や通報という形で発覚する場合があります。

資産の登記は、具体的には不動産関係のものです。法務局で登記した際に、所得と不動産の評価額に大きな差がある場合に発覚します。

また通報については、国税庁の通報窓口経由で発覚するケースです。

事業所内で税務などを扱っている人が密告し、所得隠しや脱税が明るみに出ます。

あまりにも規模が大きいと査察が入ることも

所得隠しや脱税と聞くと、「マルサの女」をイメージする方もいるでしょう。マルサこと国税庁査察部でももちろん発覚します。

ただし査察が入るのは、もはや悪質さや規模の大きさが際立つケースです。このため普通に申告していれば査察に入られることはありません。

所得隠しの罪を未然に防ぐ方法とは

ネクタイを締める人

所得隠しはたとえ内容が軽くてもペナルティが発生します。このため普段から所得隠しに手を出さないことが大切です。

所得隠しにならないようにする方法としては、以下の4つが挙げられます。

期限までにきちんと確定申告と納税する

最も基本的な方法が、期限までにきちんと確定申告や納税をするというものです。

確定申告も所得税・法人税の納税も期限がきちんと決まっています。

加えて国税庁が早めに期限を公表するため、余裕あるうちに確認するべきです。

早めに申告の準備をして所得などを計算し、できる限り間違いなく申告・納税します。

不安な場合は、税理士にお任せするのも方法でしょう。

特に所得税の場合は、確定申告の期限と納税期限が同日である点に注意が必要です。

経費の申告はきちんと見極める

確定申告で業務上必要な出費は経費として申告できます。ただし経費になるものとならないものがあるため、見極めが必要です。

実は所得隠しや脱税は、経費の水増しも原因になります。

基本的に仕事に直接関係ある出費であれば経費という扱いです。しかしそれ以外のものは経費にできません。

所得の間違いは早めに修正申告を

もし確定申告後に所得の間違いが明らかになったら、速やかな修正申告が必要です。

修正申告しないで放置すると、税務署から所得隠しの疑いをかけられます。

早めに修正申告することで、誠実に税金と向き合っているように見てもらえるでしょう。

税務調査では正直に質問に答える

万一税務調査が入っても身構える必要はありません。質問に正直に答え、加算税が発生したらきちんと納入するべきです。

逆に調査官に嘘をつくとそれだけ罪が重くなり、最悪の場合は脱税扱いにもなります。

税理士と契約しているのであれば、税理士にも参加してもらうのも1つの方法です。

アルバイトや副業で注意すべきこととは

ウェイトレス

最後にアルバイトや副業の場合で注意すべきことも見ていきます。

アルバイトや副業の場合も、所得が一定の金額を超えると確定申告が必要です。

特に本業で給与所得を受け取り副業をも手掛けている場合、その所得は対象になります。

具体的には20万円以上になる場合は必ず申告する決まりです。

また本業の給与所得が2,000万円以上や源泉所得の還付を受けたい場合も申告します。この場合は副業の所得が20万円以下でも申告が必要です。

まとめ

積まれたお金

今回は所得隠しを未然に防ぐ方法を、脱税との違いなどにも触れつつ見てきました。

「所得隠し」は脱税に比べると、規模や悪質性が軽微である場合に用いられます。

ペナルティについても刑罰が適用される脱税と異なり、加算税が課せられるだけです。

所得隠しは税務調査などで発覚するケースがあります。このため日頃から確定申告の準備や納税は真面目に行うことが大切です。

まめに帳簿を付けることが、所得隠しで問題にならない方法といえます。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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