海外旅行を考えている方や都市部での生活をはじめたい方は特に、置き引きに対する不安が募ることもあるでしょう。
そうではなくても日常生活の様々な場面で、置き引きのリスクは十分にあるといえます。
ですが、普段から頻繁に目にする光景でもないため、実態がつかみにくい部分です。
今回は、そんな置き引きについてしっかりと解説します。
この記事を通して、置き引きのリスクがある場所や予防グッズ、対処法まで確認できますので、是非参考にしてみてください。
置き引きの手口は?
街なかで行われる置き引きですが、一体どのような手口で行われるのでしょうか?
よくある手口をご紹介します。
旅行客の荷物
置き引きと聞いて多くの方がイメージしやすい手口として、旅行客の荷物は思いつきやすいかもしれません。
特に外国人観光客を狙った置き引きは、土地勘がないという欠点をついて行われます。
そのため、私達日本人も海外旅行に行った際には注意が必要です。
熱中している人
例えば競馬場で競馬に夢中になっている人や、ゲームセンターでゲームに夢中になっている人も狙われやすいです。
また、ちょっとした道端での話しこみをしている人も該当するでしょう。
このような場面では目の前のことに意識が向いているので、どうしても荷物への意識が薄れがちになっています。
意識の集中によるガードが緩んだ隙が、狙いやすくなってしまうのです。
居眠りをしている人
公共交通機関もそうですが、街なかのカフェでもうっかりうたた寝をしてしまった瞬間を狙われることもあります。
特に、都市部などの人が多いエリアでは常に人の流れがあるため、あまり周りの人を見ていないことも多々あるでしょう。
そうしたことから、目が覚めても犯人を特定しにくいといった事もあります。
多数の人がいる中で寝ているような人は、犯人からすれば格好の獲物。
なにかに集中している人と同じように、ガードの緩さが好都合となってしまうのです。
置き引きが行われやすい場所
こうした置き引きの犯行は、どのような場所で発生しやすいのでしょうか?
ここまでの手口で出てきた場面とも合わせながら、具体的な場所や場面をみていきましょう。
遊戯施設・レジャー施設
こちらは先程の手口でも紹介したゲームセンターや競馬場などが該当します。
またディズニーランドやUSJなどのテーマパーク、巨大なプールなどもそうです。
熱中しやすい上、多数の人が行き交っているという点がリスクを高めています。
空港・駅
旅行客の方が特に注意したい場所が、このような公共交通機関のターミナルです。
バスターミナルやフェリーターミナルなども当てはまるでしょう。
特に海外旅行の際には、こうした場所での置き引きに注意したいです。
公共交通機関の車内等
特に多いのが新幹線や特急列車等での置き引きです。
長い移動の間に眠ってしまって、気づいたら荷物がなくなっているようなケースがあります。
また、頭上の物入れに荷物を預け入れていたら、気づいたときには持っていかれている事もあったりします。
飲食店
カフェやファミレス、レストランもそうです、特に居酒屋も注意したい場所といえます。
居酒屋での飲食の場合はアルコールが入るため、キチンとした判断がつかないことも。
また、店舗によっては仕切りがなくお客さんが入り交じるように楽しむ格安店舗も存在しています。
そうした場所では特に、荷物の行方がわかりにくくなるので注意が必要です。
ホステル・ドミトリー
最近は航空券が安くなったこともあり、バックパッカーとなる方も多いことでしょう。
その中でも特に若い方は、ホステルやドミトリーといった格安宿での宿泊を行う方も多いです。
こうした場所にはロッカー等が用意されていることもありますが、特に設けていない場合も。
後者の場合は特に荷物の管理を徹底する必要があります。
施設によっては自分のベットで管理せざるを得ないこともありますので、各安宿を利用する方は注意しましょう。
置き引き犯が盗んだ後に取る行動とは?
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