IoTセキュリティ対策を徹底解説!身近なIoT製品に潜むリスクって?ネットに繋がないのは有効?セキュリティ製品もご紹介

ここ数年で頻繁に聞く機会の増えた新たな単語、「IoT(アイ・オー・ティー)」。

多くの方にとって、「何となく難しそう」「よくIT〇〇って聞いたことあるけど何が違うの?」など様々な疑問があることでしょう。

IoTは今後の社会生活の中で私たちとは切っても切れない存在となるに違いありません。

それらについて無知のままでいることは、即ち自殺行為そのものといっても過言ではないのです。

今回はこのIoTについての知識をほんの少し深めていただくことができるでしょう。

そしてその上で、セキュリティの観点でこれからIoTとどのように付き合っていくのかについて詳しくお伝えしていきたいと思います。

IoTのもつ特徴

IoTとはよく聞くものの、具体的にイメージしにくい方もおられることでしょう。

また自分で買ったものの「あ、これも実はIoTだったんだ!」ということもあるかもしれません。

まずはIoTについておさらいしておきましょう。

これもIoT?

IoTつまり「モノのインターネット」と呼ばれるシステムは、いまやあらゆるところに普及しようとしています。

2014年頃から徐々にいくつかのモデルが発売されてきているスマートスピーカーもしくはAIスピーカー

これらはまさに家庭用IoTの先駆けともいえるものです。

さらにインターネットに常時接続されるモノには他にも家電自動車、さらにはまで含まれるのです。

あなたが購入した、またはこれから購入するものの中にIoTは一体どれほど含まれているでしょうか?

IoTのメリットとは

IoTが普及することで、私たちの生活はさらに便利さを増すことは間違いないでしょう。

IoTを採用するなら私たちはいわばそれらのモノの「声を聞く」こと、またその状態を操作することができるようになります。

例えばドアが「ちゃんと閉まっていないよ」と声を発すれば、すぐにドアを閉める操作をすることもできます。

また機器が「この部分に異常が出てるよ」とあらかじめ言ってくれれば、事前に対策を講じることができます。

これらのやり取りをインターネットを通して常時行うことができる状態がIoTの目的です。

まるでSF映画の中にしかなかった夢のような世界が実現しつつあるのです。

IoTのもつリスク

IoTについて簡単におさらいしたところで、防犯の観点における本題に入っていきたいと思います。

IoTは便利であると同時にそれに釣り合うだけのリスクをもっています。

どのようなリスクがあるのか幾つか挙げていきたいと思います。

すべてがオンラインである怖さ

IoTの大前提、それはモノがインターネットに常時繋がっていることです。

これまで私たちはパソコンやスマートフォンなど、画面をもつ機器でインターネットに接続してきました。

そのような機器でさえセキュリティ対策にはよく気をつけ、マルウェアなどの脅威を排除するよう努めてきたに違いありません。

あらゆるモノがインターネットに接続していく中で、それらにも同様に脅威があるのはいうまでもありません。

しかも画面が無いことでインターネットに接続している意識が低いことは否めません。

それらのモノがどのような脅威にさらされているのかがより分かりにくいのです。

データの盗聴・盗難

詐欺犯人イメージ

具体的にインターネットを通して迫ってくる驚異には、データの盗聴や盗難などが挙げられます。

IoTで繋がるモノの中にはたくさんの個人情報が蓄積されていきます。

例えば健康器具などには利用者の健康状態や行動パターンを示す情報が存在するかもしれません。

モノの不正操作

データを盗むだけでなくそこから一歩進んでモノを知らないうちに乗っ取り、良からぬ目的のために使われてしまうことも考えられます。

もしも家のセキュリティが乗っ取られてしまったとしたら…、想像するだけでも恐ろしい話ですね。

また自分のもつモノを踏み台にしてハッカーが犯罪を行うことで、知らないうちに犯罪に加担してしまっているなんてことも。

このような事態にならないよう、IoTにも適切なセキュリティ対策が不可欠といえるのです。

避けるべきこととは

IoT機器を特別な設備の追加なく脅威から守るにはどのような方法があるでしょうか?

セキュリティ対策のためにすべきでないこととするべきこととは何なのかについて考えます。

まずはすべきでないことについて取り上げます。

使用しない機器をインターネットに接続したままにする

そもそもモノが脅威にさらされる根本原因はインターネットに接続されていることです。

接続さえされていなければ、インターネットを通して悪事を働くどんな人もそれを実行することはできません。

なのでまずは利用している機器や機能をよく考え、本当に必要なところだけに絞って接続することを心がけましょう。

インターネットに直接接続する

私たちは普通、インターネットに直接IT機器を接続することはあまりありません。

大抵はルーターを経由することで、それがいわばフィルターのような役割を果たし多くの脅威から機器を守ってくれます。

IoTであれば尚更それは重要なことです。接続する機器がどれだけ増えようとこのことを怠るのは自殺行為です。

IoT機器もできる限りルーターを通してインターネットに接続しましょう。

正しいセキュリティ対策

次にモノを守るために何ができるかについて取り上げていきたいと思います。

ソフトウェアのアップデートを欠かさない

パソコンやスマートフォンなどを使用する方なら、定期的にソフトウェアのアップデートをされていることでしょう。

それらのソフトウェアには必ずメーカーからのセキュリティ対策プログラムも含まれています。

ですからソフトウェアを定期的にアップデートして最新のものにしておくことは、機器を守る上で非常に重要です。

IoTで繋がるモノも例外なく何らかのソフトウェアを搭載しています。

こまめに最新情報を確認し、メーカーが指定する方法でソフトウェアのアップデートを繰り返しましょう。

パスワード等の初期設定を変更する

IoT機器には認証のためにパスワードが設定されています。

このような初期パスワードは多くの場合、工場出荷時「0000」など単純な数字や記号で設定されている可能性があります。

悪事をたくらむ人であればその程度の情報は知っていますから、そのままにしていては簡単にセキュリティを突破されてしまいます。

購入したならすぐに初期パスワードを確認し、なるべく複雑なものにカスタマイズすることをお忘れなく。

IoTセキュリティ製品はある?

ワイシャツ姿の男性

ここまでできるだけ追加費用のかからないセキュリティ対策についてご紹介してきました。

実際、ご家庭におけるIoTのセキュリティ対策にはそれほど高額なコストはかかりませんし、普通は特別な機器も必要ありません

ただし、唯一ご紹介した中でルーターの設置の重要性に関してはご説明した通りです。

まだご家庭にWi-Fiルーターを導入されていない方は、IoT機器の購入と同時にルーターの設置もされることを強くお勧めします。

ルーター自体は安いもので4,000円程度から購入することができます。

多くの方はスマートフォンを使用されているでしょうから、利便性を考えればそこまで割高な費用とはならないに違いありません。

まとめ

次世代通信方式である5G時代に突入していく中でIoT機器は急速な勢いで普及していくことでしょう。

どんなに便利なものでも、利便性だけを見てリスクから目を逸らすことはできません。

モノが増えてもしっかりと自分の管理下に置くことができるよう、上手にIoTと付き合っていければいいですね。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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