一人暮らしの女性は、ストーカー・空き巣・強姦などの被害に巻き込まれやすい傾向にあります。
「自分は大丈夫」と他人事のように思ってはいけません。
今回の記事では一人暮らしの女性が日頃から気をつけるべきポイントや防犯対策を徹底解説していきます。
おすすめの防犯グッズも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの女性が行うべき防犯対策
一人暮らしの女性が行うべき犯罪対策とは何でしょうか。
今すぐにでも実践できる簡単な方法を含め下記に記載しました。ぜひ参考にしてください。
洗濯物は室内に干す
洗濯物を外に干すことは、一人暮らしをしていると悟られやすいため危険です。
空き巣だけでなく、下着泥棒の標的にもなりかねません。
どうしても外に干したい場合は、男性の下着を一緒に干して、一人暮らしだと悟られないようにしましょう。
100円ショップなどにはリーズナブルな価格で男性の下着が販売されています。
最近ではユニセックスのファッションが流行っているため、男性ものの衣服や靴下ではあまり効果が期待できません。
そのため、下着を一緒に干すのがおすすめです。
ピッキングしにくい鍵に交換する
一人暮らしのアパートやマンションに最も普及しているのは「ディスクシリンダー錠」という鍵です。
こちらは簡単な構造で作られているため、ピッキングしやすく空き巣の標的となりやすい傾向にあります。
そのため、初期費用はかかってしまいますがピッキングしにくい鍵へ交換したり、玄関補助錠を取り付けたりして玄関の鍵を強化しましょう。
2階以上の部屋に住む
1階は空き巣が侵入しやすいため、一人暮らしの女性は出来るだけ避けるのがおすすめです。
夜寝ている間に窓から侵入され、強姦被害にあってしまったという事例も過去に発生しています。
現在1階に住んでいる方は防犯対策を強化し、引越しを考えている方は2階以上の物件を選ぶようにしましょう。
表札は手書きにしない
手書きで表札を書くと、女性が一人暮らしであることを悟られやすいため避けましょう。
印刷して貼り付けるか、もしくは表札をつけないというのも方法です。
もしフルネームで表札を出している人がいたら「私は一人暮らしをしています」とアピールしているようなものなので今すぐ修正してください。
カーテンは女性らしいカラーを選ばない
外から侵入しやすい物件を物色している犯人にとって、カーテンの色も一人暮らしの女性を判断する材料の一つ。
ブラウンやグレーなど男性でも女性でも使うカラーを選ぶのがおすすめです。
ピンクやホワイト、イエローなどは女性であることを悟らせてしまうので、避けた方が無難。
また、レースカーテンを選ぶ際はミラーレスカーテンや部屋の中が透けないカーテンを選びましょう。
濡れた傘をドアの外に置かない
女性らしい傘をドアの外に置くと、一人暮らしを悟らせるきっかけとなります。
玄関が濡れてしまうのが嫌だからという理由で、ドアの外に干しておくのはNG。
もしくはビニール傘を使って、女性ものの傘は利用しないようにするのも一つの方法です。
個人情報はシュレッダーにかける
ゴミ捨て場をあさって、個人情報を得てターゲットを見つけることもあります。
丸めて捨てると、ゴミ袋を開けられて一人暮らしであることを特定される可能性があるのでNG。
そのため、個人情報が記載されている郵便物や宅配の送り状はシュレッダーにかけて修復不可能な状態にしましょう。
シュレッダーがない場合は、粉々に破いて捨てるように心がけてください。
日頃から気をつけた方が良いことは?
一人暮らしの女性が被害者にならないためには、日頃からどんなことに気をつければ良いでしょうか。下記に7つ記載します。
歩きにくい靴を履かない
高いヒールや自分の足に合わない靴は履かないようにしましょう。
もし、後をつけられていると気づいた場合に走って逃げられなくなってしまいます。
フラットシューズもしくはスニーカーがベスト。
ヒールを履く場合は、滑り止めを使い足にしっかりフィットさせて、いざという時に走れるようにするのがおすすめです。
帰宅ルートを適宜変更する
いつもと同じ帰宅ルートで帰ると、後をつけられやすい傾向にあります。
また、駅の改札出口も変更して帰宅ルートを悟らせないようにするのがベストです。
少し面倒に思うかもしれませんが、日によって歩くルートや改札出口をを変えるのがベター。
3〜4ルートほど用意するのがおすすめです。
郵便物は常にチェックする
郵便物を溜め込んでしまうと、長期留守にしていると悟られ狙われやすくなります。
そのため毎日郵便物をチェックし、郵便ボックスは空の状態をキープしましょう。
また、郵便ボックスに鍵が付いていない場合は、南京錠をつけるなど施錠を強化するのがおすすめです。
音楽を聞きながら歩かない
音楽を聞きながら歩くと、背後から人が近づいてきた場合や迫ってきた場合に気づきません。
音楽を聞きながら歩きたい場合は、周囲の音が聞き取れる程度の音量または片耳のみにイヤフォンをつけて音楽を聞くようにしましょう。
公共料金の支払いは引き落としにする
公共料金をコンビニ等同じ場所で支払っている人は要注意。
近くに住んでいると悟られやすく、また意外なところから個人情報が漏れてしまう可能性もあります。
公共料金の支払いは極力クレジットカード支払いや引き落としにするのがおすすめです。
電灯の少ないところは避ける
人気や電灯が少ない暗がりはストーカーや暴漢被害にあいやすいため避けましょう。
また、のんびり歩いていると犯罪者のターゲットになりやすいため、スタスタと早足で歩くように心掛けてください。
気軽にドアを開けない
水道メーターの業者や宅配業者になりすまして、家に侵入されるといった被害も過去に報告されています。
そのため、宅配は時間指定をするのがおすすめ。
また、業者の場合は会社名を聞いて存在するか調べるなど、気軽にドアを開けないようにしましょう。
一人暮らしの女性が巻き込まれやすい犯罪
一人暮らしの女性が巻き込まれやすい犯罪は主に下記3つです。
空き巣被害
一人暮らしの女性を狙う空き巣犯罪者は、下着やジュエリーなどを狙う傾向にあります。
空き巣の被害者にならないためには、一人暮らしを悟らせないということが何よりも大切です。
また、玄関のロックや窓ガラスの強化をして空き巣が簡単に入れないようにしましょう。
ストーカー被害
近くに頼れる人がいない一人暮らしの女性は、ストーカー被害にもあいやすい傾向にあります。
夜遅くに帰らない・人通りが多いところを歩く・帰宅ルートを変えるなど日頃から被害にあわないように基本的なことを実践してください。
強姦被害
暗い夜道を歩いていて背後から襲われたり、窓から侵入を許してしまい襲われたりと強姦被害も一人暮らしの女性はターゲットにされやすいです。
玄関やベランダ周りの防犯対策を強化するのはもちろん、出来るだけ人通りの多い大通りを歩いて帰宅するようにするようにしましょう。
狙われやすい女性の特徴
ストーカーや空き巣、強姦の被害者になりやすい主な女性の特徴を下記に3つ記載します。
おとなしい女性
おとなしい女性は大声をあげたり助けを呼んだりすることが苦手な印象があるため狙われやすい傾向にあります。
ゆっくり歩く女性
ゆっくり歩く人は早く歩く人と比較して背後から近づいたり後をつけたりしやすいのです。
夜帰るのが遅い女性
仕事で夜遅くに帰りがちな女性は家を空ける時間が長いため、空き巣の被害にあいやすい傾向にあります。
おすすめの防犯グッズをピックアップ
一人暮らしの女性が被害者にならないためには、ベランダや玄関周りの防犯対策を強化する必要があります。
下記におすすめの防犯グッズを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ベランダ
窓ガラスを簡単に割らせないようにするためには、窓ガラス防犯フィルムの設置がおすすめです。
警察庁・国土交通省・経済産業省の3省庁がその性能を評価している「CPマーク認定」の防犯フィルムは強度が抜群。
成人男性がバットを力一杯ふっても貫通しない強度があります。
玄関
玄関は鍵をもう一つつけるツーロック仕様にするのがおすすめ。
空き巣の犯罪者は5分以内に空けることができない部屋は諦める傾向が高いといわれています。
そのためツーロックにすることで、侵入を防げるだけでなく、仮にターゲットとなっても犯人を諦めさせることができます。
防犯ブザー
暴漢やストーカー被害から身を守るために欠かせない防犯ブザー。
いざという時には大声をあげられないこともあるので、日頃から防犯ブザーを持ち歩くのがおすすめです。
まとめ
一人暮らしの女性が日頃から注意すべき点や防犯グッズを紹介しました。
近くに頼れる人がいない一人暮らしの女性は、自分の身は自分で守らなくてはなりません。
「自分は大丈夫」と思うのはやめて、被害者にならないよう防犯対策を強化したり、細心の注意をはらうようにしましょう。