悪質な盗難や窃盗が増えたことで、世の中の防犯対策への意識が高まっています。
そこでよく目にするようになったのが防犯ステッカーです。
手軽に手に入れることができるので、家庭の防犯対策の第一歩にはぴったりでしょう。
外から見えるところに貼ることで防犯効果があるといわれている防犯ステッカーですが、実際にどのような効果が得られるのでしょうか。
こちらではそんな防犯ステッカーの効果的な使用場所や注意点、おすすめ防犯ステッカーをご紹介します。
防犯意識のアピール
防犯ステッカーを玄関や窓に貼ることの効果として考えられるのは、その家の防犯意識の高さをアピールできるということでしょう。
盗難犯や空き巣に対して警戒心をアピールすることは、防犯の基本として大切です。
しっかりと戸締まりしてあり番犬がいるような家よりも、いつも玄関や窓が開けっぱなしで人の気配がない家のほうが空き巣などには狙われやすといえます。
そのため、防犯ステッカーを貼ることにはこの家は警戒心が強くて侵入しにくそうだと思わせて犯罪を遠ざける効果があるのです。
犯行を遅らせる
盗難や空き巣の手口は進歩しているようですが、それでも警戒されていると感じると手が鈍るでしょう。
防犯ステッカーには、万が一空き巣などに狙われたとしても、実際に犯行に及ぶまでの時間を長引かせる効果もあります。
住宅街に玄関や窓を開けるのに手間取っている不審な人物がいれば目立つので、空き巣などの犯人もその家は選びにくいのです。
防犯ステッカーを貼るのに最適な場所とは
防犯ステッカーの効果を考えると、おのずと貼るのに最適な場所がみえてきます。
効果的な場所は主に4つです。
玄関、ポスト
まず空き巣や盗難犯の個人宅への侵入口として考えられるのは玄関です。
なので玄関やポストなどの目に付きやすい場所に貼るようにしましょう。
空き巣以外にも悪徳セールスの訪問販売を防ぐ効果もあります。
在宅中に巻き込まれる犯罪を避けるというメリットもあるのです。
窓
マンションだと窓には格子があって侵入しにくくなっていますが、一軒家でむき出しになっている窓は犯罪者に狙われやすい場所のひとつです。
特に大人の体が通るぐらいのサイズの窓には注意しましょう。
塀や植え込みで陰になっていたり、人目につきにくいような窓ならなおさら狙われる恐れがあります。
自分の家のまわりをぐるりと確認してみて、気になる窓があれば防犯ステッカーを貼っておくのが安心です。
ベランダ
マンションでも一軒家でも共通して気をつけてほしいのはベランダからの侵入です。
たとえ2階であっても、慣れている犯人なら塀や植え込み伝いで侵入することはたやすいでしょう。
ベランダに入られてしまってからでは犯人を諦めさせるのは難しいかもしれません。
ですが大きめの防犯ステッカーをベランダのドアに貼り付けておくことで犯人の目に止まれば、ターゲットから外れる可能性もあります。
車庫
最近車の盗難事件が増えています。
自宅の車庫に止めていてキーをしっかりかけていても盗まれてしまうこともあるようです。
大事な車がイタズラされたり盗まれてしまったら悲しみは計り知れません。
車庫にも防犯ステッカーを貼ることで、盗難犯を少しでも遠ざけることができるでしょう。
防犯ステッカーを貼るときの注意点
防犯ステッカーを貼るときには、より効果を高めるための注意点があります。
貼り付ける前に確認しておきましょう。
効果的な場所と種類を選ぶ
防犯ステッカーは犯罪から家や財産を守るために、適切な場所に貼る必要があります。
目線よりも明らかに低い位置や物陰に隠れて全く見えないようなら効果も半減してしまうでしょう。
どこに貼るにしても、目の届く場所を選ぶことが大切ですし、貼る場所に合わせた種類を選ぶのも重要です。
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