覚せい剤所持で逮捕の槇原敬之が薬物に頼った理由を解説!逮捕の瞬間に彼が安堵したのはなぜ?音楽業界に与えた負の影響に迫る

薬物関連の不祥事は昔から現在に至るまで後を絶ちません。芸能界音楽業界においては特にそうです。

防犯工房ではそれら過去の事例について掘り下げ、そこから学ぶことのできる教訓警告について発信しています。

今回は平成を代表するシンガーソングライターである槇原敬之さんに関して取り上げていきます。

多くの人を楽曲を通して元気づける彼ほどの人間がどうして薬物に屈してしまったのか、また周囲に与えた影響について解説していきます。

槇原敬之の逮捕

選び抜かれた言葉と温かみのあるメッセージが人気のシンガーソングライター、槇原敬之さん。

彼の楽曲からたくさんの励みや元気をもらうという方は少なくないでしょう。

そんな彼の、音楽業界に大きな影響を与えた事件について今一度振り返ってみましょう。

覚せい剤を所持

1990年10月にデビューし数々のヒット曲を量産していた槇原敬之さん。

そんな彼はデビュー後9年が経過しようとしていた1999年8月覚せい剤の所持が発覚し逮捕されます。

1999年8月26日、覚醒剤所持が発覚。情報を得て内偵中だった警視庁本富士警察署の捜索を受けた際、自宅から発見され、覚せい剤取締法違反(所持)現行犯で10年来の友人の奥村秀一と共に逮捕された。本人がファンや関係者に向けて「多くの方達に取り返しのつかないご迷惑をかけてしまい、お詫びする気持ちをどう表現して良いかわかりません。潔く罪を認め、いかなる処分も受けなければならないと思っております」とコメントし、謝罪した。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%87%E5%8E%9F%E6%95%AC%E4%B9%8B

さらにその後9月3日には覚せい剤だけでなくMDMAも所持していることが発覚しました。

使用したという事実は確認されていないものの、この事件にたくさんの人が驚きを覚えました。

それだけ覚せい剤を所持することは重大な危険をはらんでいるのです。

下された判決

同年12月8日に下された判決は、懲役1年6ヶ月執行猶予3年というものでした。

罪状は覚せい剤取締法違反(所持)であり、実刑判決にまで及ぶことはありませんでした。

事件を受けての社会の反応

槇原敬之さんの薬物による逮捕は、社会にどのような対応を迫ることになったのでしょうか?

事件による影響

既に音楽業界において成功を収めてきており、さらに当時人気の絶頂にあった彼の逮捕は大きな影響を及ぼします。

まずはコンサートツアーやレギュラー出演していたラジオ番組の打ち切りなどを含む、無期限の活動中止です。

社会的に大きな影響力をもつミュージシャンが公共のメディアへの出演を控えることは至極当然のことでしょう。

多くのファンが悲しむことに

さらに彼のケースで初めて起こったこととして、発売中のCDがレコード会社によって店頭から回収されるということがなされました。

薬物の所持によって過去の自分の成し遂げてきたものにまで傷がついてしまうのは何とも悲しいことです。

しかしこの時、ファンが回収される前のCDを買いに走ったため過去の作品の売り上げが一気に伸びるという現象も発生したようです。

槇原敬之という歌手がどれほど多くの人から支持されていたかということも窺えます。

覚せい剤の怖さとは?

薬と注射

漠然と、「薬物は恐いもの」という認識は誰もがもっていることでしょう。

しかし、その恐ろしさに関する正しい知識についてよく知っている人は限られているかもしれません。

今一度、槇原敬之さんの人生を狂わせた覚せい剤の恐怖について確認しておきましょう。

交感神経が刺激される

覚せい剤を服用するとまず生じることは、交感神経が刺激されることによる体の変化です。

体に対して覚せい剤が働きかけることによる症状は以下のようなものです。

  • 血圧が上昇する
  • 脈拍が速くなる
  • 体温が上昇する
  • 異常に喉が渇く

覚せい剤を取り入れた体は興奮状態になり、キョロキョロと落ち着きが無くなったり不自然に筋肉が緊張したりします。

快感が精神的依存を引き起こす

覚せい剤を含む薬物の最も恐いところ、それは脳が「気持ちいい」と感じること。

そもそもこの感覚を得るために薬物を常用する人が絶えないといって過言ではないでしょう。

覚せい剤が中枢神経に働きかけることにより感じる快感の正体は、以下に挙げるようなものです。

  • 気分が高揚する
  • 疲労感が無くなる
  • 食欲が減退する
  • 眠気がとぶ

いわゆる「ハイ」の状態になり、一見元気になったように見えます。

また使用目的の一つではありますが、しばらくの間目が冴えた状態になります。

さて、これらの症状を味わってしまった脳はどうなってしまうのでしょうか?

もちろん、「もう一度この快感を味わいたい」と思います。そして気付いた時には繰り返し覚せい剤を使用しているのです。

逮捕の瞬間に安堵したわけ

快感を覚えてしまった脳は、使用者の潜在意識の中で再び覚せい剤を取り入れようと猛烈に働きかけます。

その強烈な作用はよほど大きくて継続的な影響力や環境の変化がなければ覆せないほど厄介なものです。

槇原敬之さんが逮捕の瞬間に安堵し、薬物に陥ってしまった自分を大きく変化させるきっかけとして前向きに受け止めることができたのも頷けます。

それほど一度嵌ってしまった薬物の奴隷状態から抜け出すことは難しいのです。

服用方法はますます気軽に

薬物を服用する方法に関して古いイメージをお持ちの方は実は少なくないのではないでしょうか。

以前は静脈に注射したりライターで炙って煙を吸ったり、またすりつぶして鼻から吸い込むなどの方法がメジャーでした。

ところが最近ではMDMAなどのように錠剤になっているものを使用したり、ドリンクに混ぜて飲むなどの方法が増えているようです。

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