東京の治安の良い区ランキングを大公開!一人暮らしにおすすめの駅はどこ?治安を気にせず安心して生活するための防犯対策も確認

地方から東京23 区に引っ越しを考えているけれど、治安が不安…という方も読者の中にはいるのではないでしょうか。

また、東京でこれから1人暮らしをする娘や息子さんの安全を案じるご両親。

すでに東京暮らしだがもっと安心できるところに引っ越したいと思われている方など、東京の治安について不安視している方が増えているのです。

治安といってもその内容は様々。

今回は警視庁が持つ23区の治安に関するデータから特に1人暮らしの方に関係ある3つの治安について紹介します。

そして23区治安ランクキングを大公開!更におすすめの駅の見定め方も紹介。

駅や沿線イメージ”でなはく、治安を優先した具体案の提案ですので、治安について気になっている方はぜひ参考にしてください。

治安とは

敬礼する警察官男女

警視庁のウェブサイトが“区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数”を公開しています。

このデータから個人かつ若い方に関係ある治安に絞り込み紹介していきましょう。

自動車事故、火災等の調査データは治安という観点ではないので除外しました。

治安の種類

警視庁のデータは以下の大項目にわかれています。

  • 凶悪犯(殺人など特に重篤な犯罪)
  • 粗暴犯(暴行等)
  • 侵入窃盗(家屋やマンション侵入を伴う窃盗)
  • その他(知能犯、詐欺等)

1人暮らし、若い方に関係ある治安の種類

今回ランキングに採用する大項目の詳細項目を以下に示します。

  • 粗暴犯(暴行、傷害、脅迫、恐喝)
  • 侵入窃盗(空巣、忍込み、居空)
  • 非侵入窃盗(自転車荒し、すり、ひったくり、置引き)

この項目での重篤度、発生頻度を理解して治安対策をすることが重要です。

治安の良い区ランキング公開

警視庁のウェブサイトより平成30年のデータを粗暴犯、侵入窃盗、非侵入窃盗別、また全体としてランキングします。

文京区・世田谷区・目黒区がイメージとしては上位にランクインしそうです。

しかし結果は、“イメージと違う区”が上位にきていますので、きっと参考になるでしょう。

粗暴犯が少ない区TOP3

粗暴犯計 暴行 傷害 脅迫 恐喝
荒川区 125 82 38 2 3
目黒区 125 66 47 12 0
文京区 140 85 43 6 6
杉並区 166 93 63 10 0
墨田区 175 109 51 10 5
中野区 198 121 67 5 5
練馬区 213 113 75 18 7
品川区 217 124 69 16 8
北区 237 130 78 12 17
板橋区 246 119 105 19 3
中央区 253 162 75 12 4
台東区 257 142 90 15 10
葛飾区 259 135 99 14 11
江東区 284 171 98 11 4
千代田区 312 213 78 15 6
豊島区 318 159 134 12 13
江戸川区 321 137 152 23 9
大田区 357 191 138 18 10
世田谷区 384 212 142 27 3
足立区 420 216 161 29 14
渋谷区 466 256 186 21 3
港区 531 298 196 23 14
新宿区 833 476 292 43 22

引用元:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jousei.html

3位「文京区」

落ち着いたイメージのある文京区が犯罪数の少ない第3位となりました。

世代が上だったり家族が多い地域ということも犯罪数が少ない要因かもしれませんね。

第2位「目黒区」

第2位には目黒区がランクインしています。若者も多く住んでいるイメージですが、街自体は落ち着いていて暮らしやすいイメージもあります。

第1位「荒川区」

いかにも少ないイメージがある文京区を抑え荒川区が1位となっています。

下町気質な開けた街のコミュニティも1人暮らしには安全なのかもしれません。

侵入窃盗が少ない区ランキング

ここでは、特に1人暮らしの人に気を付けて欲しい侵入窃盗の少ない区ランキングです。

侵入窃盗計 空き巣 忍込み 居空き
千代田区 0 0 0 0
中央区 5 5 0 0
台東区 15 13 1 1
荒川区 22 10 7 5
文京区 23 16 5 2
品川区 25 20 5 0
墨田区 28 23 2 3
渋谷区 44 31 9 4
目黒区 45 38 7 0
港区 51 42 4 5
江東区 51 43 5 3
豊島区 60 42 14 4
北区 80 62 14 4
葛飾区 87 67 15 5
大田区 89 63 19 7
中野区 90 70 15 5
板橋区 94 75 12 7
新宿区 96 73 12 11
杉並区 100 85 11 4
足立区 112 90 16 6
江戸川区 121 99 16 6
練馬区 138 81 49 8
世田谷区 150 139 6 5

引用元:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jousei.html

3位「台東区」

3位は台東区でした。23区の中では最も面積が小さい区で、一度住むと定着率も良く1人暮らしにも不便のない街のようです。

2位「中央区」

中央区は東京の中心に位置し、色んな人が住んでいるイメージで治安がよいイメージがない人も多いのでは?

富裕層や大企業も多いため犯罪率が低いのかもしれません。

1位「千代田区」

驚くことに1位になった千代田区は0件です!まさに優良区といえますね。

非侵入窃盗の少ない区ランキング

非侵入窃盗とは侵入を伴い窃盗のことで、すりやひったくり置き引きや自転車盗難などが該当します。

非侵入窃盗計 自転車盗 すり ひったくり 置引き
文京区 344 303 21 0 20
中央区 428 345 46 4 33
荒川区 518 473 8 5 32
千代田区 595 269 166 3 157
品川区 787 709 33 4 41
港区 808 516 179 5 108
墨田区 884 817 32 5 30
中野区 908 846 24 6 32
台東区 1017 856 70 14 77
北区 1044 944 32 15 53
渋谷区 1189 817 265 4 103
江東区 1225 1126 48 7 44
豊島区 1328 1070 127 7 124
杉並区 1441 1398 10 11 22
葛飾区 1541 1495 14 9 23
新宿区 1551 1210 170 15 156
板橋区 1631 1555 21 11 44
足立区 1839 1761 25 19 34
目黒区 2145 2106 19 2 18
練馬区 2156 2090 10 17 39
江戸川区 2165 2106 29 8 22
大田区 2232 2146 30 14 42
世田谷区 2429 2358 38 9 24

引用元:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jousei.html

全体的に見ても犯罪率が高い非侵入窃盗ですが、ランキングは次のようになりました。

3位「荒川区」

荒川区はここでも上位に。侵入窃盗では4位だったのですべてにおいて上位に位置しています。

2位「中央区」

中央区も侵入窃盗に続き、犯罪の低さは2位という結果です。意識の違いが顕著ですね。

1位「文京区」

粗暴犯でも犯罪の少なさが1位だった文京区がここでも1位になりました。

犯罪が少ないということは防犯意識も高いといえます。

治安が良いランキングTOP3はこの3区!

それでは最後に総合ランキングを見てみましょう。

ここでTOP3となった区は治安が良いといっても過言ではありません。

総合計 粗暴犯計 侵入窃盗計 非侵入窃盗計
文京区 507 140 23 344
荒川区 665 125 22 518
中央区 686 253 5 428
千代田区 907 312 0 595
品川区 1029 217 25 787
墨田区 1087 175 28 884
中野区 1196 198 90 908
台東区 1289 257 15 1017
北区 1361 237 80 1044
港区 1390 531 51 808
江東区 1560 284 51 1225
渋谷区 1699 466 44 1189
豊島区 1706 318 60 1328
杉並区 1707 166 100 1441
葛飾区 1887 259 87 1541
板橋区 1971 246 94 1631
目黒区 2315 125 45 2145
足立区 2371 420 112 1839
新宿区 2480 833 96 1551
練馬区 2507 213 138 2156
江戸川区 2607 321 121 2165
大田区 2678 357 89 2232
世田谷区 2963 384 150 2429

引用元:https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jousei.html

3位「中央区」

総合ランキングの3位は中央区という結果になりました。

駅も多く存在しどこにいくのにもアクセスには困りませんので注目している方も多いでしょう。

犯罪率の低さではおすすめです。

2位「荒川区」

ファミリー世代にも人気の荒川区は2位となりました。街の落ち着きや利便性から1人暮らしにも人気となっています。

大学生も多く住んでいるため、親としても安心かもしれませんね。

1位「文京区」

そして23区の中で最も治安が良いといえるのは文京区です!

あまり若い世代のイメージがない区ではありますが、オシャレなスポットも多く女性にも人気です。

女性の1人暮らしにはおすすめかもしれません。

1人暮らしにおすすめの駅の選定方法

多くの人がまず通学通勤の利便性を求め、駅を決めてからアパートやマンションを決めるのではないでしょうか。

ここからは駅や沿線イメージではなく、治安を優先した具体案を提案していきましょう。

まず、電鉄会社の防犯の取組みを調べることをおすすめします。

電鉄会社のウェブサイトでサイト内検索“防犯”と検索するとその電鉄会社の取組みが判るようなっているのです。

そして取組みとしては防犯カメラ設置が主なチェックポイントとなります。

電鉄会社の治安取組み


令和元年11月現在の検索結果を3社例示すると、取組みには差があります。

  • 東武電鉄:駅に防犯カメラ設置
  • 西武電鉄:ワンマン運転区間駅に防犯カメラ設置、以外の駅には設置なし
  • 東急電鉄:駅に防犯カメラ設置、電車内にも2020年防犯カメラ設置

東京に詳しくなくてもネット検索だけで治安を考えた沿線の選択情報を得ることができるのです。

駅の絞込み

利用する鉄道会社・沿線はある程度絞れますが、それでは駅までは決定できません。

やはり“現場・現実を見てみる”という行為は必要でしょう。

女性であれば特に気になる“駅から自宅までの街灯の有無・明るさ”などがネットを調べただけでは判らないからです。

また駅周辺の監視カメラも増えつつありますが、これもネット検索では判りません。

自分の住みたい駅、物件の候補があるのであれば、自分がその場を通行する時間帯に街灯をチェックするなども必要です。

それに加え最近増えてきた駅付近の監視カメラをチェックする、更には駅構内の監視カメラの位置・台数をチェックすることが重要となります。

1人暮らしにおすすめの駅

自分の主な活動拠点からどのくらいの範囲なら通えるかを大まかに決め、地図上で該当する駅を絞りこみます。

そして実際に上記で紹介した治安の良し悪しを確認すれば、1人暮らしに安心な駅が見つかるのです。

山手線沿線だと田端駅が交番も近にあり防犯対策もされているので女性の1人暮らしにも安心で、なおかつ交通の便が良いでしょう。

また、王子駅は静かなエリアですし、赤羽駅もどこにいくのも便利で商店街もあってお店も沢山あっておすすめです。

地域の関わりも多く顔見知りも沢山できそうです。

国分寺駅吉祥寺駅もパトロールが強化されていたりと、1人暮らしにはおすすめです。

その他、各駅付近の情報と通学・通勤エリアから自宅までの経路をしっかりと確認してみると良いですよ。

案心して生活するための防犯対策を提案

防犯対策として重要なのはリアルタイムに近いかたちで犯罪の発生状況を知ることです。ここではその手段を紹介します。

次に調査した治安データから重篤・または発生頻度が高いものに対する防犯対策を紹介しましょう。

リアルタイムに近いかたちで犯罪の発生を知る手段

犯罪で恐ろしいのは、どこでいつ発生しているかすぐには判らないことです。

ネットニュースやテレビ・ラジオの情報では事後であり重篤な犯罪しか取り扱いません。

Twitterも情報源としてデマも多く、かつ情報を見逃さないようにするのは困難です。

もし犯罪者が駅から自宅の帰り道にいても、そのことが判れば迂回する・タクシーに乗るなど対策が取れます。

方法としてひとつは警視庁の「メールけいしちょう」に登録することがおすすめ。

各地域で発生した「犯罪発生情報」や犯罪を防ぐために必要な「防犯情報」等をメールでお知らせしています。

更に23各区が独自に発信しているメールに登録しておきましょう。

23区独自に送っているメールは防犯だけでなく防災情報も提供していますよ。

粗暴犯に対する防犯対策

これは前述した防犯カメラによる効果が大きいです。ロンドンが防犯カメラだらけなのは有名ですね。

日本でも警視庁のウェブサイトに設置増加のページがあります。

先に示したように実際どこに、どのように設置されているかネットでは判らないので自分の足で確かめることをおすすめします。

侵入窃盗に対する防犯対策

侵入窃盗が少ないということは、防犯意識が高いというアピールが抑止力になっているといえます。

侵入窃盗対策としてはマンションのオートロックが重要となります。

非侵入窃盗に対する防犯対策

他に対して自転車の盗難が多いのはデータからわかります。

“たかがママチャリだから大丈夫だろう”とはいえない状況になっているのです。

例えば、高級なスポーツ自転車を持っているという人は増えていますし、スポーツ自転車になると10~30万円はざら

自転車は部品にばらせるので出所がわかりにくく、かつ近年のネットオークション利用で簡単に売れることもあり転売目的の窃盗が多いのです。

盗難防止チェーンは重要ですが、高級自転車防犯登録のシールを貼ることも検討してください。

見た目が悪いと思わずにシールを貼ることが重要な対策となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

東京23区の中で1人暮らしにおすすめの場所やおすすめの駅の選び方などを紹介してきました。

物騒な世の中だからこそ、住むところも治安のよいところで安全に暮らしたいですね。

通学通勤の利便性も考えつつ、治安の良い場所を選んでいただければと思います。

そしてこれらを選んだとしても、犯罪に巻き込まれる確率はゼロではありません。

犯罪に巻き込まれない・遭わない対策は日ごろからできることですので、ぜひ治安を気にせず安心して暮らせる防犯対策も実践してくださいね。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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