皆さんは防犯アプリを使用していますか?または、家族に使うよう呼び掛けていますか?
見えないところに潜む危険から身を守るために、今日から使える防犯アプリについて紹介します。
防犯アプリには犯罪多発地域を自動的に通知する機能や、スマホから大音量の警報音を鳴らして犯罪者を撃退する機能などが入っているのです。
無料アプリとは思えないスグレモノが多く在り、まだインストールしていない方にはぜひ1つはインストールしておいて欲しいアプリ。
特に女性や子供におすすめの防犯アプリをランキング形式で紹介します。
アブナイ場所を教えてくれる神アプリ
無料で使えるアプリをインストールすることで、周辺の犯罪発生情報を知ることができるのが防犯アプリの特徴です。
人通りが少ない路地や高架下はなるべく避けて歩きましょう。アブナイ場所に近づくと防犯アプリが警告を出します。
見えないところに潜む危険を教えてくれるアプリのランキングTOP3はこちらです。
第3位 モーリー(Moly)【iOS】
対象地域:全国(2019年12月6日 編集部調査)
モーリー(Moly)は警察・自治体やユーザーのSNS投稿から提供される犯罪・防犯情報をスマホ位置情報に合わせて自動的に通知します。
全国で使える無料のアプリとしては最も人気があるアプリで、女性の防犯対策を目的に開発されています。
女性のニーズにあった機能が随時追加されているのも人気の理由でしょう。
モーリー(Moly)は不審者の情報やつきまとい・ナンパ・喧嘩などの情報がユーザーのSNS投稿でリアルタイムに表示されるのが特徴。
警察や自治体の防犯アプリは犯罪が発生した後、通知されるまで数時間から数日かかります。
しかし、モーリー(Moly)はSNS投稿によって、迷惑行為などをリアルタイム表示することができるのです。
アブナイ!を避けるリアルタイム機能がスグレモノですね。
また、利用者の位置情報(事案発生場所の半径0.5〜5km)に連動しバイブレーションやアラーム機能で知らせてくれます。
発生した犯罪の内容と対処法も通知し、犯罪が発生した現場を避けて歩ける機能が全国で使駐車場やビルの駐車スペースとなっている道路等、道路の片 側の監視性が低い路上で夜間に発生する事案が多く見られた用可能。
犯罪が発生する場所には出来る限り近づかないことが鉄則です。
通学・通勤などで避けることができない場合は、深夜の通行を出来る限り避けるようにしてください。
警察庁の調査結果からも犯罪多発地域には一定の傾向があることが分かります。
犯罪については、線路・田畑沿いの道路、片側が崖になっている高台の歩道、学校敷地の 擁壁となっている道路、片側が駐車場やビルの駐車スペースとなっている道路等、道路の片 側の監視性が低い路上で夜間に発生する事案が多く見られた
第2位 デジポリス(Digi Police)【iOS・Android】
対象地域:東京都(2019年12月6日 編集部調査)
デジポリスは警視庁の犯罪防止対策本部が開発した無料の防犯アプリです。累計で30万ダウンロードを超え、非常に人気があります。
危険地域の情報や最新の犯罪発生情報は東京都内が対象です。
インストールすると最初にマイエリアの設定画面が出て、マイエリアは都内市町村(都内23区と都下)から2か所を選択できます。
例えば、マイエリアを居住地域と子供の通学先の2か所に設定した場合、その2か所で発生した犯罪情報が時系列で表示されるのです。
また、マイエリア以外でも東京都内の犯罪発生情報は見ることができます。
地域の防犯情報以外にも特殊詐欺(オレオレ詐欺)アクションプログラムや詐欺川柳など、東京都以外の方でも使える機能があるのもポイント。
東京都内の犯罪多発地域や犯罪情報を通知する機能もあります。
「主に女性向けの防犯対策」と「子供向け防犯対策」についても犯罪の手口から防犯対策まで細かく説明されていますので、ぜひこちらもチェックしておくと良いでしょう。
都内に住んでいる方におすすめの防犯に役立つ情報が満載の神アプリです!
警視庁ホームページ https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
第1位 防犯速報【iOS・Android】
対象地域:35都道府県(2019年12月6日 編集部調査)
「防犯速報」は各都道府県の警察から送られてくる防犯メールを元に、犯罪や不審者・詐欺などの情報をスマホ位置情報に合わせて自動的に通知します。
ご登録の地域情報を受け取れ、マップ情報とも連動しどこで何が起きたのかが視覚的にわかりやすいのが特徴です。
また、ワンタッチでLINEを使った情報共有が可能で、ご家族や友人と危険地域について情報共有することができます。
対象地域は、編集部が開発元の株式会社アルコムに電話調査した結果、2019年12月6日時点で35都道府県まで広がってるようです。
アプリで対象地域を確認することができます。
女性の味方!痴漢や犯罪者を撃退する神アプリ
ここからは女性におすすめしたいアプリをご紹介していきましょう。
電車に乗っている時や夜道を1人で歩く時などにあると心強いアプリのランキングです。
第3位 みまもっち【iOS・Android】
対象地域:全国(2019年12月6日 編集部調査)
「みまもっち」は、福岡県警察本部が開発した防犯アプリです。痴漢撃退機能は全国どこにいても使用可能。
満員電車や夜道を1人で歩く時はアプリを起動しておきましょう。
スマホを手に持っていればワンタッチでブザーを大音量で鳴らして助けを求めることができます。
痴漢にあった時に怖くて声が出せなくてもワンタッチでスマホがブザーを鳴らしてくれるのが嬉しいですね。
痴漢撃退ブザーに設定を変えると、助けを求める大きな声がスマホから出て、画面には「110番通報」のボタンが表示されます。
これにより、万が一の時もワンタッチで通報することが可能です。
痴漢撃退ブザーの機能以外にも福岡県で発生した犯罪情報をプッシュ型で自動的に通知してくれます。
特に福岡在住の人には必須アプリといえるでしょう。
詳細は福岡県警察本部ホームページをご覧ください。
第2位 撃退アラーム【iOS】
対象地域:全国(2019年12月6日 編集部調査)
「撃退アラーム」は、iPhone対応の防犯アプリです。
アプリをインストールしたスマホを強く振るだけで「パトカーのサイレン」「女性の悲鳴が」大音量で鳴ります。
防犯アプリが起動した時間と場所を1つのメールアドレスに通知できますので、緊急連絡先を登録すると良いでしょう。
アブナイ!と思った時、スマホを操作する必要がないのも実用的ですね。
恐怖で声が出せない時にスマホを持って強く振るだけで助けを求めて防犯アプリが起動します。
編集部が調査した段階では、対応しているスマホはiOS搭載のiPhoneだけでした。
詳しくは撃退アラーム開発元の株式会社DONIKAホームページをご覧ください。
第1位 デジポリス(Digi Police)【iOS・Android】
対象地域:痴漢ブザーと防犯ブザーは全国(2019年12月6日 編集部調査)
「デジポリス」には痴漢撃退ブザーと防犯ブザー機能があります。
満員電車や夜道を一人で歩く時はアプリを起動して、スマホを手に持っていればワンタッチでブザーを大音量で鳴らして助けを求めることが可能。
痴漢にあった時に怖くて声が出せない場合でもワンタッチで大音量のブザーを鳴らせるので、万が一の時に役立ちます。
痴漢撃退ブザーを鳴らすと「やめてください!」と大きな声がスマホから鳴り、「痴漢です!」と画面に大きな文字が出ます。
これを高く掲げることで周囲にも助けを求めることができるのです。
また、あらかじめ指定しておいたメールアドレスに防犯ブザーを起動した場所が届く仕組みになっています。
トップ画面からワンタッチで痴漢撃退ブザー機能を起動できるスグレモノなユーザーインターフェースです。
詳細は警視庁ホームぺージにあるこちらをご覧ください。
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無防備な子供を守る神アプリ!
こちらはお子さんがいる方にぜひ知っていて欲しいアプリです。
習い事や遊びに行く時にスマホを持っているお子さんも増えています。
防犯ブザーだけではなく、こうしたアプリもインストールしておきましょう。
第2位 デジポリス(Digi Police)【iOS・Android】
対象地域:防犯ブザーは全国(2019年12月6日 編集部調査)
デジポリスのトップ画面から「子どもと女性の安全」をタップ(タッチ)すると、「子供向け防犯対策」の説明ページが表示されます。
説明ページの中に「子供を犯罪から守る~5つのキーワード」があるので要チェックです。
子供たちに馴染みのある「いかのおすし」があり、子供と一緒に楽しみながら防犯対策を学べる内容になっているのもおすすめポイント。
また、防犯ブザーの機能が表示されていて、防犯対策を子供が理解し、何かあった場合はすぐに防犯ブザーを鳴らす仕組みになっています。
第1位 アイ・シェアリング(iシェアリング)【iOS・Android】
対象地域:全国(2019年12月6日 編集部調査)
「アイ・シェアリング(iシェアリング)」は、スマホのGPS機能を使い子供の位置情報を確認できる防犯アプリです。
アプリをインストールした後、電話番号かSNSで繋がった子供や友達を招待します。
招待した相手が承諾した場合、お互いの位置情報をアプリの地図上にリアルタイムで表示することができるのです。
もちろん防犯ブザー機能もあり、いざという時に周囲に助けを求めることができます。
位置情報をお互いに確認する方法はSNSによる招待で、スマホに記録されているSNSのアドレスから招待する相手を選択できます。
アイ・シェアリング(iシェアリング)の優れた機能は、親しみやすい画面のデザインやアイコンです。
また、スマホやパソコンから閲覧できるヘルプ機能は非常に親切に書かれている優秀なユーザーインターフェースといえます。
詳細はiシェアリング社のホームページをご覧ください。
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防犯ブザー機能から学ぶ鉄則!
アプリをいれても、やはり防犯意識が重要になってきます。
ここでは犯罪に遭遇しないために今からできる防犯対策を紹介していきましょう。
鉄則!其の1
鉄則!其の1は、人目が少ない道路は避けて歩くことです。
防犯アプリには犯罪発生地域や、犯罪が多発している場所を通知する機能があります。犯罪が発生する場所には出来る限り近づかないことが鉄則。
通学、通勤などで避けることができない場合は、深夜の通行を出来る限り避けるようにしてください。
警察庁の調査結果からも犯罪多発地域には一定の傾向があることが分かります。警察庁の調査報告書から抜粋しました。
犯罪については、線路・田畑沿いの道路、片側が崖になっている高台の歩道、学校敷地の擁壁となっている道路、片側が駐車場やビルの駐車スペースとなっている道路等、道路の片側の監視性が低い路上で夜間に発生する事案が多く見られた
鉄則!その2
鉄則!其の2は、「両手を空ける」「ながら歩きをしない」「イヤホンは外す」です。
同調査では犯罪から身を守る対策として、下記が挙げられています。
「両手を空けて歩く」「携帯電話やスマホをすぐに取り出して利用できる(通報できる)ようにしておく」「ながら歩き(スマホを利用しながら、イヤホンを利用しながらの移動)を避ける」
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子供を犯罪から守る鉄則!
鉄則!其の1
鉄則!其の1は、早めに帰宅させることです。
ゼンリー(Zenly)がインストールされたスマホのGPS機能を使い、子供は午後3時前には帰宅するようにしましょう。
子供が犯罪に会う時間帯は、午後3時以降に増加する傾向があるからです。
警察庁の調査結果で報告されています。子供を対象とした犯罪が発生する場所と時間には一定の傾向があることが分かりますね。
大都市圏・地方部いずれも駅・公園周辺でリスクが高い傾向が見られ、加えて大都市圏では学校周辺、地方部では大規模商業施設周辺でリスクが高い傾向が見られた
子供を対象とした犯罪は、大都市圏、地方部ともに夕方の発生が顕著に多く、駅からの距離に関係なく発生している
鉄則!その2
鉄則!其の2は、最新の犯罪発生情報を集めて、子供に知らせることです。
同調査では子供を犯罪から身を守る対策として、下記が挙げられています。
「警察や自治体からの防犯に関する情報を集める」(61.8%)と「危ない場所を子供に伝える」(61.2%)の 2項目が突出して高く、次いで「子供の外出先に迎えに行く」(47.7%)「連絡用の携帯電話を持たせる」(40.8%)の順」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は防犯に役立つおすすめアプリをランキング形式で紹介してきました。
無料アプリでも防犯対策として最低1つは持っておきたい防犯アプリ。
気を付けていても巻き込まれたり被害に遭ってしまうことがないとはいえません。
危険なエリアや犯罪多発地帯など、目に見えない場所に潜む危険も回避することができるでしょう。
特に女性や子供におすすめの防犯アプリは、とっさの時に役に立つ機能を備えていますので、家族や友人にもおすすめしたいですね。
万が一の時に自分で身を守る術を準備しておくのは誰にでも今からでもできることです。
ぜひ記事を参考にアプリをダウンロードしてみてください。
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