車のハンドルやシフトレバーをロックすることで車の盗難防止を図るハンドルロック。
盗難対策として注目を集めるハンドルロックですがメーカーごとに使用方法や防犯効果のレベルが異なります。
いざ使ってみよう!を思い立っても、どのメーカーのどんなアイテムを使うべきか迷ってしまうのではないでしょうか。
また、ハンドルロックの種類は豊富で鍵式・ダイヤル式・センサー付きなど商品ごとに様々な特徴を持ったハンドルロックがあります。
そのメリット・デメリットを知った上で商品を選択したいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はハンドルロックの種類や選び方や防犯効果を高める使用法を紹介します。
ハンドルロックで盗難対策
それでは、実際の車の盗難事情とその実態に対応したハンドロックの防犯機能について見ていきましょう。
車の盗難事情
近年車業界における人工知能の活用が注目され、車の機能や性能が自動化という名目のもと開発・発展しています。
これにより車の取り扱い方法がより簡単でスムーズになりつつあります。
しかし、その一方でIT化した車は外部からのメインシステムへのアクセスにより操作が可能になりました。
さらに自動化を利用した車の盗難が増加しているといわれています。
車を盗難の被害から守るためには、車の機能自体にロックをかけたり、防犯センサーを活用するなど車の防犯対策をより強化することが大切です。
ハンドルロックの強み
ハンドルロックはその名の通り、ハンドルの動きを固定することでエンジンの稼働にかかわらず車の動きを抑止する働きがあります。
車の操作を断ち切ることで盗難から車を守ることができるのです。
またハンドルロックはその存在感ゆえに車外からでも存在を確認することが可能。
そのため盗む側に警鐘を鳴らすことで盗難を事前に防ぐ効果が期待できます。
さらにハンドルロックは鍵式やダイヤル式など種類が豊富なことからそれぞれの車にあった手法で車を盗難から守ることができるのです。
ハンドルロックは使い方を工夫することで防犯機能やその効果を高めることができるカスタマイズ型の防犯グッズであるといえるでしょう。
ハンドルロックの種類
ハンドルロックの種類は、主に鍵式とダイヤル式の二つに分かれています。それぞれのロック形式を見ていきましょう。
鍵式
鍵式のハンドルロックは付属のカギを使用してロックを操作するアイテム。
鍵1つで操作できる容易さが魅力ですが、鍵の紛失には注意が必要です。
鍵式のハンドルロックには、購入時におおよそ2~3本のスペアーキーが付いてきます。
鍵の紛失対策としてスペアーキーの保管場所や用途を工夫しましょう。
ダイヤル式
ダイヤル式のハンドルロックは暗証番号を定め、定めた数字の一致・不一致によってロックを操作するアイテムです。
鍵式と異なり鍵を持ち歩く必要がないので、鍵の紛失によって鍵を解除できなくなる心配はありません。
しかしダイヤル式のハンドルロックの場合、暗証番号の管理には細心の注意を払いましょう。
例えば暗証番号を軽い気持ちで他人に話すことで他の誰かがロックを解除できる状況を知らず知らずのうちに創ってしまう可能性があります。
また定めた暗証番号を忘れてしまうという危険性もありますので、暗証番号を紙に書いて分かる場所に保管するようにしてください。
あるいは携帯電話で写真を撮り、画像として保存しておくとよいでしょう。
選び方の注意点
ハンドルロックの種類や特徴は多岐に渡ります。
数ある商品の中から車にあったハンドルロックを選ぶ際に気をつけたいポイントを紹介しましょう。
ロック箇所をチェック
車を盗難から守るために、ロックをする箇所を確認しておきましょう。
車内にはハンドルの他にもスポーク部分やシフトレバー、サイドブレーキなどロック可能な場所がいくつか存在しています。
車の車種や形状を確認することでロックをかける箇所を明確にし、適切なアイテムを選びましょう。
サイズをチェック
ハンドルロックは基本的に「ほぼ全ての車に使用可能」とされていますが、車種によってハンドルの幅が異なります。
そのため車のハンドルの幅を確認したうえで購入するとよいでしょう。
凹凸をチェック
最近はハンドルにあらゆる機能が加わり、車内音楽のボリューム操作やドアの鍵の開閉などもできるようになりました。
そのためハンドルの表面に操作ボタンによる凹凸ができ、時にハンドルロック装着時の障害になる場合がありますので注意しましょう。
おすすめの商品
ハンドルロックは、海外製の商品が多いとされてきましたが、最近は日本製のハンドルロックも数多く登場しさらに種類が豊富になってきました。
今回は、数あるハンドルロックの中でも特におすすめのハンドルロックを紹介します。
AZBEX-TEC 超強力 ステアリング ハンドルロック
数あるハンドルロックの中でも、使用法がシンプルで簡単に装着できるアイテムです。
ロック機能には開閉が困難といわれているダブル蛇行シリンダー錠が採用され、防犯効果を高めています。
また、付属品としてキーホルダーがついており鍵の紛失を避ける工夫がされている点も魅力的です。
KAOKU ハンドルロック
比較的安価であるにも関わらず、付属品が充実していることで知られるハンドルロック。
装着時に車体を守るテープや緊急脱出用のハンマーの安全性を高める保護カバーなど、使用者のニーズにしっかり応えてくれる商品です。
mercochon
車外からでも容易に確認できることから視覚的に防犯効果が高いグッズとして知られています。
また、mercochonのハンドルロックはダイヤル式のハンドルロックで5桁の数字からオリジナルの暗証番号を設定し、車を守ることができます。
防犯効果の高め方
ハンドルロックを活用していても車の盗難を完全に防ぐことは難しいといわれています。
そこで、少しでも防犯効果を高め車の盗難から自身の車を守るために知っておきたい防犯効果の高め方を紹介します。
スポークをロック
ハンドルロックが付いたハンドル自体を破壊することでハンドル操作を可能にする事件が少なくありません。
そこで、スポークをロックできるハンドルロックを使用することでより防犯効果を高めることができます。
シフトレバーをロック
ハンドルのロックに加えて、シフトレバーにもロックをかけることでより高い防犯効果を得ることができるのです。
シフトレバーのロックには、専用のロック機器があります。
シフトレバーの位置やサイズを確認し車の形状にあったアイテムを選び、防犯機能を高めましょう。
警報機能付きハンドルロック
特殊なセンサーを搭載した警報機能付きのハンドルロックは些細な振動やモノの動きに反応し、警告音を鳴らすことができるアイテムです。
危険を知らせるハザード音が鳴り響くことで車の持ち主はもちろん、周囲にいる人々に危険を知らせることができます。
また、同時に窃盗行為を企む相手にプレッシャーを与え、高い盗難防止効果が期待できます。
まとめ
今回は、ハンドルロックによって車を盗難の被害から守る方法や、ハンドルロックの種類を紹介してきました。
また、選び方やおすすめのグッズに加え、防犯効果の高め方なども知っていただけたかと思います。
ハンドロックと一言でいっても、様々な種類かつ用途があるのです。
やはりより多くの防犯機能が付いているものを選択すると、安全性を高め車を盗難という名の犯罪から守ることができるでしょう。
そして何よりも日頃から防犯意識を高め、必要な対策を行うのが重要です。
本記事を参考にぜひみなさんも車の盗難被害に遭わない対策をしてください。