防犯カメラのダミーで防犯効果をアップさせる方法を徹底解説!おすすめのダミーカメラの種類とばれない取り付け方法もご紹介

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最近では防犯カメラの映像から、警察が犯人を特定して事件が解決したという事例が非常に増えています。

街中では道路や駐車場はもちろん、ビルディングや店舗などあらゆる場所に防犯カメラが設置されていることが当然の世の中になってきました。

またマンションや個人の一軒家などでも、防犯カメラを設置することはもはや珍しいことではありません。

これだけ一般に普及した背景には、防犯カメラの犯罪抑止力が非常に優れていることが、広く世間に認められたということがあるのでしょう。

裏を返せば防犯カメラは何かしら犯罪行為を考えている者にとっては、もっとも警戒が必要で厄介な存在になっていると想像できます。

それほど大きな効果が期待できるのなら、本物ではなくダミーの防犯カメラでも代用できるのではないかと考える方も多いのではないでしょうか?

ここでは防犯カメラのダミーで防犯効果をアップさせる方法や、ダミー防犯カメラと簡単にばれない取り付け方法などを解説いたします。

ダミー防犯カメラの効果とは

一般的な防犯カメラの場合、その機能が本当に作動しているかどうかの見分けが、外観からは判別しにくい装置となっています。

その特性を利用して上手に設置すれば、ダミーの防犯カメラでも充分に効果が期待できるのです。

そんな人間の心理を分かりやすく利用している例のひとつに、ダミーのオービス(速度違反自動取締装置)があります。

オービスとは自動車が決められた速度を超過して通過した時に、自動的に証拠写真を撮って取り締まるスピード測定器のことです。

実はオービスには実際は作動していないダミーがかなり混在していることは、周知の事実となっています。

中には老朽化して作動していないものを、警察がわざとそのまま設置しているケースもあるのです。

壊れた古いダミーのオービスでもドライバー心理に与える影響は大きく、もし作動していたら大変だと思わせて速度を抑制させることができます。

結果として本物のオービスとほぼ同じ効果で、交通違反の減少に役立っているのです。

一般の善良な市民であっても、監視カメラが自分に向いているというだけで、その効力で行動が制約されてしまいます。

ましてや犯罪者にとってはダミーの可能性があるカメラでも、疑心暗鬼になって相当な抑止力となることは間違いありません。

本物の防犯カメラを知る

ダミー防犯カメラをばれないように設置するには、まず本物の防犯カメラについての知識がなければなりません。

ここでは本物の防犯カメラの種類や最新の機能について簡単に解説いたします。

本物の防犯カメラの種類

防犯カメラにはその設置場所に応じて、屋外用と室内用の2つに大まかに分けられます。

また撮影用途や機能により、ボックス型・パレット型・ドーム型などの種類があり、外観は大きく形が異なるのです。

屋外用カメラは当然ですが防水・防塵設計となっていて、撮影範囲により広角対応と望遠対応などがあります。

風雨に耐えるために外装を頑丈にする必要があるので、大型でごつい形のボックス型やパレット型が主流です。

室内用カメラではドーム型といわれる半球形で威圧感の少ない小型タイプが主流となります。

特徴としてはレンズの向きが分かりづらく広範囲の撮影が可能です。さらに自動追跡機能がついているものもあります。

本物の防犯カメラの機能

最近の防犯カメラは、高価なタイプにはさまざまな高性能の機能がついています。

暗闇でも人の目には見えない赤外線LEDで投光し、鮮明な映像を撮影することが可能です。

また音声マイクがついていて、録画のみならず音声まで録音できるものもあります。

さらに高級なタイプでは遠隔操作でカメラの向きを自在に変えたり、ズーム機能で撮影距離を変更できたりするのです。

本物の防犯カメラの使用方法

本物の防犯カメラは撮影した画像を見たり録画したりするため、モニターや録画機器と接続してセットで使用するのが基本です。

接続方法はコードで接続する有線方式と、Wi-Fiなどワイヤレスの無線方式があります。

録画はハードディスクSDカードなどの記録媒体や、クラウドに送って一定期間保存する方式が主流です。

防犯カメラを作動させる電源としては主にコンセントにつなぐ通常電源タイプや、バッテリーを使用するタイプがあります。

最近ではソーラーパネルが付いていて発電するタイプも増えてきました。

防犯カメラは使用目的に応じて設置場所を決めますが、カメラを取り付ける位置とカメラの向き、撮影範囲などは重要です。

すぐにばれるダミー防犯カメラの種類

空き巣や窃盗を繰り返すような犯罪のプロは、防犯カメラ全般についての知識もかなり詳しいと考えておいて間違いないでしょう。

犯罪者が本物とダミーを見分けているポイントを知ることで、簡単にばれてしまうダミー防犯カメラを購入しないように対策できます。

ネット通販などで売れ筋となっている

当然ですが、犯罪のプロはどんなタイプのダミー防犯カメラが世間で売られているのかも下調べしているはずです。

売れ筋ランキングの上位製品については、その特徴などを充分にチェックしていると考えられます。

特にネット通販などで人気のある売れ筋のダミー防犯カメラは、犯罪者が熟知している可能性が高いので、できるだけ避けた方が無難でしょう。

見た目が明らかに安っぽい

価格の安いものは本体の外装が金属ではなく、プラスチックで作られていることが多いです。

当然ですが、ダミー防犯カメラは価格が高くなってしまっては意味がありません。

そのような理由からチープなプラスチックで作られていることが多く、見た目が安っぽくなってしまいます。

特に屋外用は金属でつくられているものが多いので、すべてプラスチックでできているものは明らかに不自然です。

また、本物であれば静電気などによりホコリが付きやすいという特徴もあります。

不自然な赤色LEDライトが点滅する

赤いLEDライトの点滅は、ダミー防犯カメラに付いていることが多い代表的な機能となります。

しかし手慣れた窃盗犯や空き巣には、不自然に点滅する赤色のLEDライトはニセ物であることを教えているようなものです。

本物の防犯カメラの暗視撮影には、人の目には見えにくい赤外線投光器で照射します。

本物の防犯カメラで目に見える赤いライトが点滅しているものはまずありません。

また夜間だけでなく昼間から常時点灯している赤いLEDも不自然です。

もしそのタイプなら、電池を外してLEDが光らない状態にした方がダミーと判別しにくくなります。

ただし子供のいたずらを防ぐことや、ゴミの不法投棄などの防止のために一般の人に対して設置するのであれば、逆に効果的な場合もあるのです。

不気味に点滅する赤色LEDライトは素人には威嚇効果を発揮しますので、これは用途に応じて使い分ければ良いでしょう。

ダミーだとばれやすい部品がついている

防犯カメラのレンズは、一番目立つ重要な部品です。

レンズに安っぽいガラス玉を使用しているタイプは、すぐにダミーと見破られますので絶対に避けてください。

無線タイプのダミーにはアンテナが必要ですが、10㎝以上の長いタイプのアンテナがむき出しでついているのは不自然です。

最近では短めのアンテナがプラスチックなどのカバーで覆われているものが主流なので注意しましょう。

またスムーズでない動きで首振りをするタイプのダミー防犯カメラがあります。

これもぎこちなく首振りをするくらいなら、きちんと狙いを定めて固定した方がよほど本物に見えるものです。

すぐにばれるダミー防犯カメラの取り付け方

ダミー防犯カメラだと見破られないためには、種類や取り付け方において可能な限り本物と同じ状態で設置することが重要です。

設置場所に適さない種類の防犯カメラをつけている

例えば防水機能がないはずの屋内用カメラを雨の当たる屋外に取り付けていれば、すぐにダミーであると見破られてしまいます。

逆に室内に防水・防塵タイプのごついカバーが付いた防犯カメラが設置されているのも不自然です。

設置箇所とカメラの向きがおかしい

本物の防犯カメラは壊されないようジャンプしても簡単には手が届かない高さ3m前後に取り付けることが多いです。

それ以上の高さにするとメンテナンスがしにくくなるので一般的には設置しません。

本物の防犯カメラはその用途や目的に応じて、死角のないようにきちんと撮影範囲や照準を合わせて取り付けます。

そのために防犯カメラが向いている方向や距離があやふやだと、すぐにダミーだとばれてしまうのです。

電源がどこから供給されているか分からない

通常電源タイプであれば室内ドーム型を除き、カメラ本体から全く電気コードが見えていないのはとても不自然です。

電源や映像送信のための電気コードが全く付いていないダミーや、雑に配線されているものは避けましょう。

電源からカメラ本体への配線も、簡単に切断されてしまいそうな延長コードなどで接続することはありえません。

手が届きにくい位置に保護カバーなどで丁寧に配線することが必要です。

また通常電源タイプのカメラなのに、例えば電気設備が全くない鉄柱などに取り付けられていれば、すぐにダミーだと見破られてしまいます。

強固なコンクリートの壁に電源工事のこん跡もなく、カメラだけが取り付けられているのも不自然です。

最近ではソーラーパネルを備えて電源としている防犯カメラもありますが、あまりにもパネル面積の小さいダミーには気を付けましょう。

そんな発電量では本物を動かすだけの電源にはならないと疑われてしまう心配があります。

ダミー防犯カメラの効力をアップさせる工夫

ダミー防犯カメラはひと工夫することで、さらに効果的に防犯能力を強化することができます。

防犯ステッカーを併用する

「防犯カメラ設置」・「監視カメラ作動中」などの防犯ステッカーを目立つ場所に貼って、防犯カメラの存在を告知することは効果的です。

最近のダミー防犯カメラには、防犯ステッカーがオマケでついていることもあります。

しかしあまり安っぽいステッカーですと、逆にダミーだとばれやすくなりますので気を付けましょう。

防犯意識が薄れていると思われやすいので、古くて色あせしたようなステッカーは定期的に新品に張り替えることも必要です。

人感センサーライトやアラームを併用する

暗い場所や夜間では、人感センサーライトを防犯カメラの近くに設置することで相乗効果があります。

特にダミー防犯カメラの場合は、その目的からも事前に気づかせることが必要不可欠です。

暗い場所では人感センサーライトを点灯させて、防犯カメラが設置されていることをアピールしましょう。

さらに併せて人感センサーで音が出るアラームを設置しておけば、万全の体制となります。

本物の防犯カメラにダミーを混ぜる

防犯カメラを完璧に機能させるには、可能な限り死角をカバーするために複数台を取り付ける必要がありますが、費用が高額になってしまいます。

そこで、本物の防犯カメラに混ぜてダミーを設置する方法はおすすめです。

一番目立つ場所の防犯カメラを本物にしておけば、犯罪者には他のカメラが全部本物だと思えてしまうでしょう。

本物の防犯カメラの中古品を流用する

本物の中古品が入手可能ならば、もっともばれにくいダミー防犯カメラになります。

きちんと取り付けられれば、外観からは本物かニセ物かの区別はプロでもつかないでしょう。

最近ではネット販売やオークションなどでも、かなり安価で本物の防犯カメラの中古品や廃棄品が購入できます。

ダミーとして再利用するのですから、外装さえしっかりしていれば中身の機能が故障している廃棄品でも問題はありません。

安っぽい新品のダミー防犯カメラの購入を考えるなら、完璧なダミーとして再利用できる本物の中古品を流用するのはおすすめです。

ダミー防犯カメラのメリット・デメリット

ダミー防犯カメラの主なメリットとデメリットをまとめました。

ダミー防犯カメラのメリット

  • 購入価格が安い
  • ランニングコストが安い(電気代・保守料など)
  • 取り付けが比較的簡単で業者に依頼しなくても可能

ダミー防犯カメラのデメリット

  • 実際に犯罪が起きた場合には何も役に立たない
  • ニセ物だとばれた場合には、防犯意識が低いと思われて逆効果になる可能性あり

まとめ

防犯カメラについての基本的な知識をもち、適正に取り付けることができれば、たとえダミーであっても簡単にばれることはありません。

その結果、防犯に対する意識の高さを犯罪者にアピールすることができるので、防犯カメラとしての抑止力を充分に発揮する場面は期待できます。

とはいえ、しょせんはダミーの防犯カメラであるとの認識も忘れてはいけません。

本当に犯罪被害が発生してしまった場合には、何も証拠を得ることはできないのです。

またニセ物と見抜かれるのが不安だからと、本物そっくりに作られた精巧なダミー防犯カメラを購入すればいいと考えるのも問題があります。

取り付け方法もあれこれ心配しすぎて、難しくなってしまうことがあるかもしれません。

その結果として購入費用や取り付け費用が高額になり、予算をオーバーしてしまうようでは本末転倒です。

そこまでダミーであることを心配される状況なら、やはり本物の防犯カメラに勝るものはありません。

最近では標準的な機能を備えた防犯カメラが、比較的手頃な価格で販売されております。

本当に守りたいものがあるのでしたら、迷わずに本物の防犯カメラを設置することを検討してください。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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