代引き詐欺の手口と対策法 | Amazonの代引きで中身の確認は合法?

今やネットでの買い物は当たり前。

殆どのものがネット上で検索でき全国、もしくは海外からでもどこにいても簡単に買い物ができる時代になりました。

そして、その中でも「Amazon」は多くの人が利用したことがあるのではないでしょうか?

GAFAとしても知られているように、Amazonは日本だけでなく世界的に見て最も利用されている通販サイトの1つです。

そして、そのAmazonを利用した代引き詐欺が今広まっているというのはご存じでしょうか。

Amazon代引き詐欺とは一体どういったものなのか?その手口、目的、また対処法等徹底解説していきます。

Amazon代引き詐欺とは?

代引き詐欺と聞いてもあまりピンとこない方も少なくないのではないでしょうか。

まずはAmazon代引き詐欺が具体的にどういった手口なのかを説明します。

どういった詐欺なのか?

手口は至ってシンプルで、Amazonから代引きで送られた商品を受取ってしまい、支払いが発生してしまうというもの。

余りにも単純な為、一見ひっかかりそうにはないと思いがちです。

しかしネット通販を頻繁に利用する方は、意外に荷物を受取ってしまうことがあるようです。

注文した商品によっては、荷物が忘れたころに届くというのはよくある話。

定期的にAmazonで何かを購入している人であれば、受取ってしまうのも無理はないと言えるでしょう。

受取ってしまった後、注文していないものであると気付いた時には、すでに支払い済みになっているという手口です。

発送の手口

第三者の住所に勝手に荷物を送付するのにどのよう手口を使うのでしょうか?

これは、Amazonの「ギフト」を利用していると考えられます。

Amazonでは、ギフトとして購入した商品を代引きにするということが可能です。

何かしらのアカウントを作成し、このシステムを利用して第三者の情報を入力するわけです。

ここで「ギフトなのに代引きにすることができるのか?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。

只ユーザーがどのように利用するかは分からない為、このシステムが問題だとは言えないでしょう。

具体的事例

Amazon代引き詐欺に関しては、Twitterにも多数の被害情報が上がっています。

単純な詐欺ですが、その件数の多さに驚かされるという方も少なくはないでしょう。

どのような事例があるのか紹介します。

実家からの荷物受取りの連絡

Aさんは、仕事の都合上留守にしている事が多く、荷物の受取先を近くの実家にしていました。

ある日、実家から「Amazonから荷物が届いたので代引きで支払った」とメールで連絡。

その際「伝票記載の電話番号が違う」とのメールの内容から不審に思ったそうです。

実際に商品を確認すると頼んでもいない「スマートスピーカー」だったとのこと。

家族の注文と思い受取り

Bさんは、Amazonからの家族宛ての注文を代引きで受取り、家族に確認したところ覚えのない商品だったそうです。

Bさん宅は家族の方が日頃から化粧品等の買い物にAmazonを利用していた為、何の疑いもなく受取ってしまったとのこと。

中身は雑貨やスマートスピーカーだったそうです。

犯人の目的は?

この詐欺が最も他の詐欺と違う点、そして最も謎な部分。それは犯人の目的が明確になっていないという事です。

犯人が単純に第三者へ荷物を送ったとして、それに対して第三者の支払いが生じたところで、犯人にメリットがありません。

現在、有力な目的として考えられているのは、ポイントの不正取得です。

代引きでの支払い完了後に付与されるポイントを狙っているという説が最も有力なものとなっています。

もし、そうなら巨額のポイントを得ようとした場合、かなりの額の購入が必要になります。

つまり、かなりの数の代引き詐欺を行わないと難しいということになります。

その点から、単なる愉快犯であるという説も残されています。

売れ筋商品としてランクインさせる為にお店側がやっているのではという意見もありました。

しかしながら、返品された場合等のコストを考えるとデメリットしかありません。

出店店舗はむしろ、荷物を受け取る側と同様に被害者と言えるでしょう。

荷物が届いた時の対処法

起こりそうで、実際には身近に起こる可能性のあるAmazon代引き詐欺。

もし自分の身に起こってしまった時の為に、その対処法を知っておくに越したことはありません。

ここではどのように対処すれば良いかをご紹介します。

受け取り拒否

当然のことながら、覚えのない荷物が来たら受け取り拒否をするということです。

最近はクレジット決済や、電子マネー等での決済も可能になってきており、代引きでの商品購入は少なくなっています。

代引きの荷物が届いた時点で疑うぐらいに用心しても良いかもしれません。

また、すぐに確認ができなければ、宅配業者に一旦持ち帰ってもらい、営業所で保管を依頼するという事も可能です。

Amazonのサイトで購入履歴は直ぐに確認可能です。保管期間内に再配達を依頼することは難しい事ではないでしょう。

受取った場合は返金手続き

万が一誤って受取ってしまった場合は、速やかにAmazonカスタマーサービスに連絡しましょう。

自分のアカウントに購入履歴も無いはず。Amazonは返品、返金に応じてくれます。

返金方法はAmazonで利用できるギフト券、または金融機関への返金の2つが選べます。

ギフト券の場合は直ぐに対応可能なようですが、口座返金の場合は返金に1月程度かかってしまうようです。

防犯対策は?

Amazon代引き詐欺は金額こそ高額ではないものの、やはり一度詐欺にあってしまうとそれなりに面倒です。

できればそのような時間は取られたくなもの。詐欺にあわないよう、どのような防犯対策があるか見ていきましょう。

代引きを利用しない

まずはそもそもの話になりますが、代引きを利用しない事です。

ましてキャッシュレス化が進んでいる昨今です。代引きを利用するメリットはほぼ無いでしょう。

日頃から代引きを利用しないようにすれば代引きの荷物が届いた時点で怪しいと思うはず。

また、他人へのギフトに代引きというのもあまり聞きません。「代引きの荷物=詐欺」ぐらいの感覚でも良いかもしれません。

注文の管理をする

特にAmazonやその他のネット通販を頻繁に利用する方は、出来る限り注文の管理をするのが良いです。

何を注文して、それがいつ頃届くのかを把握しておくようにしましょう。

eメールで発送の通知がされるはずです。スケジュール帳等に記載しておくのも良いでしょう。

緊急の連絡先は押さえておく

自分で気を付けていても、家族がわからずに受取ってしまうという場合は往々にしてあり得ます。

その際はどこにどのように相談すればよいのか、緊急の連絡先はどこか等は押さえておきましょう。

また、覚えの無いものをそのまま受け取る等の泣き寝入りはしないようにしましょう。

返金等、手間はかかってもしっかりと訴える事が大切です。

代引き詐欺の特徴をつかんでおく

その他代引き詐欺の特徴として、伝票の電話番号等、どこか情報がおかしい事が多々見受けられるようです。

届いた荷物に何か少しでも怪しい点があれば疑うぐらいの用心が必要かもしれません。

自分事として捉える

Amazon代引き詐欺はその手口等、一聴すると「じぶんは大丈夫だな」と思うかもしれません。

しかしながら、その被害は拡大しており、実際にTwitter等では驚くほどの被害情報が上がっています。

また自分が注意していても、家族がうっかり荷物を受取って詐欺にあってしまうという事も少なくないようです。

インターネット通販が身近になった昨今だからこそ、起こり得る詐欺とも言えるでしょう。

まずはこういった詐欺行為が存在する事、そしてその手口がどういったものなのかを知ることが重要です。

そのうえで自分だけでなく家族にも注意するよう伝える等、常日頃から心がける事が大事です。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
https://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html