運び屋として犯罪に巻き込まれない対策法を徹底解説!薬物の運び屋として利用されてしまうケースは?国内外の刑罰と注意点も確認

近年、言葉巧みに乗せられて、不正薬物などを運搬する「運び屋」に利用され、犯罪に巻き込まれてしまうことが増えています。

この運び屋は知らないうちに巻き込まれてしまっていたということが非常に多いといわれている犯罪です。

ちょっとした仕事や頼まれ事だと思っていたことが犯罪に繋がる運び屋は、犯罪を縁遠いと考えている方でも手を染めてしまう危険があります。

そのような運び屋の犯罪に巻き込まれないようにするにはしっかりと自身で対策を取り、気を付けることが重要です。

そこで、この記事では運び屋の犯罪ケース例を元に、運び屋の犯罪に巻き込まれないようにするための対策を徹底解説します。

具体的に注意しておくべきポイントなどもわかりやすくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

運び屋で犯罪に巻き込まれる手口とは?

運び屋犯罪に用いられるのは拳銃偽造紙幣など様々なものがありますが、中でも違法薬物は一番多い荷物です。

少ない量でも持ち運びできるため、多くの運び屋の犯罪で用いられます。

持ち運びやすさと様々な形で運べることから、巧妙な手口で見ず知らずの人を騙し、違法薬物を運ばせること可能だからです。

さらに運ばせる手口も、「荷物を運ぶ仕事」「知り合いから荷物を預かった」など一見すると、よくある話で危険性は感じられません。

しかし、その中身がじつは違法薬物であったということは実際にありえる話なのです。

国内外で運び屋の犯罪に巻き込まれるケースはそれぞれに違います。

実際にどのように犯罪に巻き込まれてしまうのか、それぞれのケースを見てみましょう。

国内の運び屋犯罪のケース

不愉快なメッセージに悩まされる少女

国内ではもちろん、違法薬物は所持しているだけで犯罪です。

そこで違法薬物を運搬したいと考える犯罪組織は中身を隠匿して、一般人を違法薬物の運搬に利用することもあります。

多いケースではいわゆる「闇バイト」と呼ばれるもので、高額報酬をちらつかせて荷物を運ばせるというものです。

闇バイト・高額報酬などと表記されて募集していることもあれば、一般的なアルバイトの募集に潜んでいることもあります。

もしくは人づてで「高額報酬を払うから手伝いに働いてくれないか?」と一般人を騙すという手口です。

海外旅行など国外の運び屋犯罪のケース

違法薬物を海外から持ち込むことは「違法薬物の密輸」になり、厳しく罰せられてしまう犯罪です。

そのため国外の犯罪組織は一般人を騙し、巧妙な手口を使って荷物を運ばせようとしています。

例えば、海外旅行先などで知り合った人に「この荷物を預かって欲しい」と言われて、荷物の中身を知らずに運んでしまったというケースです。

違法薬物を普通の荷物のように偽造されていたり、他の荷物の中に隠されてたりと、親切心を利用して税関検査をかいくぐろうとしています。

または、「闇バイト」と似たようなケースで、高額報酬で人を操って国外または国内に違法な荷物を運ばせるというケースも少なくありません。

運ぶことで罪に問われる荷物とは?

実際に運び屋の犯罪のケースを見て、様々な手口が見えてきました。

次はさらに踏み込み、具体的運ぶことで違法になる荷物何なのかを見ていきましょう。

運び屋の荷物は様々なものがあります。その多くは違法薬物ですが、他にも運び屋の犯罪に用いられる荷物もあります。

違法薬物…大麻、あへん、覚せい剤、あへん吸煙具

けん銃…小銃、機関銃、砲、銃弾、けん銃部品

偽造カード…偽造クレジットカードの原版(生カード)

偽造紙幣…日本円などの偽造紙幣(銀行券)

出典元:https://www.customs.go.jp/mizugiwa/kinshi.htm

上記の物を所持、または密輸してしまうと罪に問われます。

どれも一般的な方には縁のない物ですが、万が一運び屋で利用されることも考えて、どんなものが違法であるかは把握しておきましょう。

もし関わってしまった場合、どんな刑罰に処されるのか?

もし、騙されて違法な荷物を運んでしまった場合、どんな罪に問われるのでしょうか。

運び屋の犯罪は国内外様々な場所ではびこっています。

運び屋の犯罪でポピュラーな「違法薬物」の密輸の場合、どんな最高刑で罰せられてしまうのか見てみましょう。

  • 日本…無期懲役
  • 日本国外…無期懲役または死刑

このように違法薬物の密輸は日本を含め、諸外国で最高刑を求刑された場合は無期懲役もしくは死刑がほとんどです

麻薬の密輸に関しては非常に厳しく処罰する国が多く、刑の執行は容赦なく行われます。

これは自らが違法薬物を運んでいるという認識に関わらず求刑されてしまうため、決して自分は知らなかったでは済まされません。

日本でも厳しく処罰することは同じで、最高刑でない場合だとしても少なくとも10年以下の懲役もしくは3,000万円以下の罰金を求められます。

関税法第109条

「輸入してはならない貨物」を輸入した者は10年以下の懲役、3,000万円以下の罰金、又は併科する。

出典元:https://www.customs.go.jp/mizugiwa/smuggler/

また、日本国内では荷物の中身を知らなかったことを証明できれば、無罪となる可能性もあります。

しかし、弁護士を雇って全てを証明できない限りは無罪放免は難しいでしょう。

だからこそ、自らの行動に責任を持つことが大切になってきます。

運び屋犯罪に巻き込まれる恐ろしさ

1992年に実際に起きたメルボルン事件では、オーストラリアで日本人女性が違法薬物の密輸で有罪になったことがあります。

この事件は日本人観光客の団体のバックにヘロインが隠されていたという事件です。

知らずに同行していた日本人女性は関与を否定しましたが、裁判の結果10年服役することになってしまいました。

この事件のように、ただの観光旅行が人生を大きく変えてしまうということは、実際にありえる話なのです。

犯罪に巻き込まれるリスクは身近にある

犯罪に巻き込まれることは非日常的に感じやすいことですが、日陰で見えにくいだけでリスクは身近に潜んでいます。

特に違法薬物はバックの底に隠したり、置物や物の中に入れ込んだりと様々な方法で持ち運びやすいため犯罪に利用されやすいです。

犯罪組織はそれを巧妙に隠し、運ぶチャンスを伺っています。

身近に潜んだこの犯罪に巻き込まれないためには、自らがしっかりと注意して行動することが必要です。

犯罪に巻き込まれないための注意点

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
http://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html