防犯ネットの種類と選び方 | 防犯ネットを使うメリットとデメリットも

「万引き防止に」

「車上荒らし防止に」

「不法侵入防止に」

防犯ネットを使うといっても、人によってその目的は異なるかと思います。

ここでは用途ごとの選び方や防犯ネットのメリット・デメリットを解説していきます。

どんなネットを選べば良いのかわからない・防犯ネットってどんな時に使うの?

そんな悩みを抱える方は必見です。

用途ごとの選び方

まず、防犯ネットを何の為に使いたいのか?

それによってネット選びに際に見るべきポイントは変わってきます。

万引き防止用に

「閉店後や休憩時間などの店舗から人がいなくなる時間帯の万引きを防止したい」

という場合にオススメの防犯ネットは”防炎機能付き”ネットです。

万が一人のいない深夜に火災が発生した場合、防炎機能の付いてないネットだと火を燃え広がらせてしまう危険性があります。

特に難燃ポリエステルという素材で作られたネットは防炎機能が高いので選ぶ際の基準にしてみてください。

さらに、着脱が簡単なカーテンレール式なども向いているでしょう。天井が高めの店舗であればオススメです。

車上荒らし防止に

「屋外の駐車場だから車上荒らしに合わないか心配」

という場合にオススメの防犯ネットは”無結節”のネットです。

無結節ネットは結び目がなく通風率が良い為、屋外での使用に向いています。さらに、風に仰がれないように重量のあるものを選んだ方が良いでしょう。

ただ、駐車場を覆うとなるとかなりの大きさが必要になるかと思います。

何枚かを繋ぎ合わせて使用するのがいいでしょう。

不法侵入防止に

「利用時間外の施設の駐車場への不法侵入を防ぎたい」

「立ち入り禁止をしたい」

という場合にオススメのネットは”高強度”のネットです。

多少網目が荒くても、強度があれば無理に侵入されることを防げます。

また、緑などの目立つ色にしておくと「立ち入り禁止なんだ」と一目でわかるのでオススメです。

店舗で取り扱う商品によっても変わる

上記で万引き防止用にオススメのネットを紹介しましたが、店舗の場合は何を取り扱う店舗なのかによっても選ぶ基準は変わってきます。

衣料品の場合

衣服を取り扱う店舗であれば網目の隙間から万引きされる危険性が少ないので、多少網目が荒くとも問題ありません。

25ミリ以上で防炎機能付きのものを選びましょう。

網目が荒い方が商品が陳列している様子がよく見えるので店の景観を損なわないという点で、25ミリ以上のものがオススメです。

ただ、衣服に絡まっては大変なので引っかかりの少ない結び目がないor結び目が小さいものが良いでしょう。

そして上記でも解説しましたが、衣服であれば防炎機能は必須です。

文房具やアクセサリーなどの小物

扱う商品が小物の場合網目が細かいものを選びましょう。小さなアクセサリーなどは網目の隙間から簡単に取れてしまいます。

ネットの隙間から万引きをされては元も子もありません。

20ミリ以下のものでメッシュタイプなどがオススメです。

種類ごとの特徴

ネットには色々な種類があります。

なんとなくどんなネットがオススメかはわかったけど、他にはどんなものがあるの?

そんな方に向けて解説していきます。

ネットタイプ

もっとも一般的なタイプです。

ネット、といわれたら一番に思い浮かべるタイプでしょう。

材質はポリプロピレンポリエステルナイロンなどがありますがこの3つは比較的軽量で扱いやすいです。

網目の荒いもの(25ミリ以上)であればネットの向こう側が見えやすいので、店舗などにはネットタイプが向いているでしょう。

メッシュタイプ

シートのような質感が特徴のネットです。

網目が細かい為、防犯効果が高いのはこちらです。

ただネットタイプと比べると向こう側の様子が見えにくい為、店の景観を壊してしまう可能性があります。

景観より防犯性、ということでしたら断然メッシュタイプがオススメでしょう。

通風率はとても悪いので屋外使用はオススメしません。

よく見ると違う! 結び目の違い

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用途に合わせたネットの選び方をお伝えしてきましたが、実は意外に違いがあるのが結び目です。

状況に合わせて最適なものを選びましょう。

有結節

糸が交差している部分に結び目があるタイプで、結束が強い為強度が強いのが特徴です。高いところから設置するのであれば有結節が良いでしょう。

ただ、結び目に凹凸ができてしまうので少し引っ掛かりがあります。

無結節

結び目のないタイプで、通風率がよく屋外設置に向いているタイプです。

ただ強度は少し劣ってしまうので周囲ロープで補強する必要があります。

何枚かをカラビナという器具で繋ぎ合わせて大きな範囲を覆うことも可能です。駐車場などの場合は何枚かを繋いで使用するのが良いでしょう。

ラッセル

ネット全体が編み紐のように結ばれたもっとも凹凸のないタイプです。

引っ掛かりがなく滑らかなので、人がよく触れる場所に設置するならこのタイプでしょう。

見た目も一番すっきりして見えます。

防犯ネットを使うメリット

防犯ネットを使うことの何よりのメリットはコストをかけずに手軽に防犯ができる、という点でしょう。

監視カメラやセキュリティシステムのようにコストや時間がかかることもなく、思い立ったその日からでも始められる手軽さがあります。

大掛かりなシステムを導入するのはちょっと…と思い悩むのであれば、まずは防犯ネットから初めてみても良いかもしれません。

防犯ネットを使うデメリット

手軽に始められる代わりに、監視カメラやセキュリティシステムに比べるとやはりどうしても防犯性は下がってしまうのが防犯ネットです。

店舗などであれば景観を損なってしまう可能性もある為、取り付ける場所の雰囲気なども考慮した方が良いでしょう。

ただ、ネットがかかっているのとかかっていないのとでは心理的な影響力が大きく変わってきます。

ネットがかかっている、というその状況だけでも窃盗犯に狙いにくいなと思わせることは大いに可能です。

防犯ネットが役立つ場所

万引き・車上荒らしなどの防止をメインに解説してきましたが、実は防犯ネットが役立つ場所は他にもあります。

ここではもっと身近な用途について解説していきます。

女性の一人暮らしに

女性の一人暮らしには多くの不安がつきものかと思います。

中でもよく聞くものが洗濯物の窃盗被害です。特に低層階に住んでいる方は窃盗を気にして外に干すのをためらう方もいるでしょう。

そんな時に役立つのが防犯ネットです。

網目になっているので日差しを遮る心配もなし。ベランダ全体をネットで覆ってしまえば盗難被害の防止になるでしょう。

敷地内への進入禁止に

マンションや戸建ての敷地内に住人以外が簡単に立ち入れてしまうと、空き巣や窃盗犯罪のきっかけになってしまうこともあるでしょう。

人が侵入できそうなスペースに予めネットを張っておけば、侵入されることもなく防犯に繋がります。

まとめ


ここまで防犯ネットの種類や特徴を解説してきましたが、中には無料で見積もり訪問をしてくれる業者もあります。

「どんなタイプのネットが良いのかはわかったけど実際の大きさとかがよくわからない」という方は実際に訪問をしてもらった方がいいのかも知れません。

防犯ネットは一口にネットといっても様々な種類があり、用途に合ったものを使用しないと防犯効果を低下させることになりかねません。

慎重に選定し、犯罪を防ぎましょう。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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