監視カメラは効果なし?防犯に役立つ使い方と事例

「あの子を守りたいという一心で、居間に置くように購入しました」そんな言葉が聞こえてきそうな、昨今の防犯カメラ市場。

ここにひしめくのは、パソコンはもちろんスマートフォンとも連動可能なネットワークカメラが中心です。

リーズナブルで可愛らしい、丸っこいドーム状の球体形状が多いこともあり、さして防犯意識も高くないのに関心を持ってしまいます。

しかし、実際は何を基準にして選べばいいのかわからず、購入をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

ネットサーフィンをして調べれば調べるほど、いろいろなカメラが見つかって、迷子になってしまいがち。

そこで今回は、監視カメラのおすすめと選び方を紹介します。

実は監視カメラには録画以外の役立つ機能があるってご存じですか?意外と知られていないダミーカメラの防犯性を高める設置方法についても解説します。

監視カメラを求める理由は防犯だけ?

監視カメラは防犯カメラと何が違う?

疑問を持つ女性

人が監視カメラを求める理由は一体何でしょうか。それは唯一、防犯のみでしょうか。

答えは“NO”です。

当然のこととして街や商店で見かける例の威圧的な形状のカメラは、犯罪抑止そのものだとしても、現在の監視カメラはそれほど威圧的なカメラだけではありません。

防犯は当然のことながら、設定も簡便な小さくて丸っこい形状のネットワーク型カメラが多いのです。

そしてそれらには実に驚くべき機能が備わっています。防犯カメラとは違い、監視つまり見守りを重視した機能です。

監視カメラは防犯以外の機能が多く搭載されていて、汎用性が高いカメラなのです。

現代の監視カメラの主流はネットワーク型コンピューターである

都市とネットワークのイメージ

これが意味するのは、カメラや映像が私たちの生活に浸透し、簡単に映像で何かを確認することが増えたということでしょう。

ですから、彼ら小さなドラえもんのようなプチコンピューターは、監視という威圧的で疑り深い思考形態のもとに存在するものではないのです。

購入者のリスクヘッジや興味本位、そして、子供やペット、高齢者などの見守りをも役割としているのが実情です。

録画以外の役立つ機能

威圧感を感じさせないデザイン性

監視カメラ 防犯カメラ

外部からの侵入を未然に防ぐための防犯としての役割だけではない監視カメラが普及した背景には、現代の核家族化や共働き家庭の増加などが挙げられます。

そしてこういった場合の防犯カメラの多くに求められるのは、威圧的な形状ではなく、対象に安心を与えるデザインであることが重要です。

特に見守りタイプのものであれば、室内にさりげなく設置することが求められるでしょう。

また、商店経営者やお金持ち、はたまた犯罪の多い地域に住む方ならまだしも、多くの方に監視カメラによる人を遠ざける効果は必ずしも必要とはいえません。

威圧感のあるカメラからは攻撃性が感じられます。「見てるぞ」と脅すのは「盗まれたくないものがあります」と宣っているのと同義だからです。

つまり隠せるサイズ感や、存在感のなさというものが必要となります。用途によって選べるデザインの多様さが求められるのです。

小型・軽量化

監視カメラ

技術が進歩する中で、監視カメラや防犯カメラの小型化軽量化は進化し続けています。

卓上なのか埋め込みなのか、壁や天井に設置するのかによっても違いはありますが、監視される側が気づきにくいといった需要も増えています。

LED搭載

オフィスビルのセキュリティCCTVカメラ

監視カメラの録画以外の機能として関するものの中に、「ダミーカメラ」というものがあります。

実際は録画どころかカメラとしての機能すらもたないものでありながら、LEDライトを搭載し、あたかも録画しているように赤いランプが点滅。

これは屋外、特にベランダなどに設置され、一人暮らしの女性の下着泥棒対策や不法侵入対策として使われることが多いです。

配線も特に必要ないので設置することも簡単です。

ネットワークコンピューター搭載

2台のセキュリティカメラと携帯電話

パソコンやスマホと連動したネットワーク型のコンピューターと化したカメラで、ストリーミング動作探知までしてくれる優れた機能があります。

インターネットを介して録画データを瞬時にクラウドに送ることができ、HDDやSDカードが必要ありません。

これにより本体の小型・軽量化にもつながりますし、何よりも録画データをどこからでも閲覧することが可能です。

バックアップや録画時間、保存期間などの細かな設定も可能となり、1度設置すればあとは監視するだけという利便性があります。

アプリと連携

ケータイを見る女性

監視カメラにアプリ対応機種であることが明記されているものがあります。

この場合、対象のアプリをスマートフォンやiPhoneにインストールするだけで手の中で映像を見ることができます。

リアルタイム映像も確認できるので、どこにいてもすぐに監視カメラ映像がみられると人気です。

また、ペットや離れて暮らす家族を見守る場合も、リアルタイムに情報が入手できます。

音声通話

卓上の見守りタイプの監視カメラには、なんと音声通話ができるものも登場しています。

Wifiなどを介してネットワーク接続をすることで、まるでビデオ通話のように会話ができる優れもの。

離れた家族や一人暮らしの年配者の見守りに最適です。

その他の機能

こちらはペット用の監視カメラ限定になりますが、驚くべき機能として「餌が自動で出てくる」というものもあります。

日中や旅行の留守に、リアルタイム映像を見ながら音声で声をかけ、さらに時間になると餌が出てくるという夢のような機能です。

このように監視カメラ市場は録画以外の機能も進化し続け、より便利に、そしてより私たちの生活に密着した役割を担っているといえます。

屋外用監視カメラのおすすめと選び方

防犯カメラまたはCCTV

監視カメラは商店やお金持ちの威嚇目的を除き、用途に合わせたデザイン性重量、そして何よりもその機能が重要であることを説明してきました。

そして、小型・軽量化とは動画データ量と同時に、使用目的の明確化であるのです。

この明確化こそ使い方へと繋がり、すべからく監視カメラの選び方へとなるわけですね。

では実際にどのような監視カメラがおすすめなのか、ここで紹介します。

防犯メインの定番屋外用監視カメラ

商店や大通りに設置してある防犯カメラや監視カメラを想定してみましょう。

この場合の使い方は、実際の犯罪現場を撮影すると同時にそれをカメラの存在そのもので払いのけるという犯罪抑止の効果をその使い方としています。

ですから、カメラはその場所を一望できるよう随所に設置されているかと思います。

これはすべからく被写体からもカメラを認識しやすいのが通常であるともいえますね。

マンションの入り口や一戸建ての玄関口、はたまたベランダなどはこのような監視カメラの使い方をしてもよいでしょう。

このような場合、あまり小さすぎる防犯カメラを設置するのはおすすめできません。

屋外用監視カメラはいっそダミーでもいい

犯罪抑止を目的とするなら従来型の角張った監視カメラのダミーカメラもおすすめです。

ずっと起動させていると保存するのも確認するのも大変ということもありまし、設置に業者を頼まなければならない場合もあります。

ダミーカメラの防犯効果を高める方法として、設置場所にはこだわったほうが良いです。

あきらかに監視しているのが分かる場所に置くべきで、多角的にみられていると認識させるのが効果的。

手の届かない高い位置というのもポイントですね。

そして、ダミーであることがバレないようコードもしっかりと壁もしくは天井に接続しているように見せることが大切です。

実際は電池などで動くのでコードもダミーですが、コード自体が垂れ下がっていてはダミーだとバレてしまうため、この点も設置のポイントとなります。

屋内見守り監視カメラのおすすめと選び方

おすすめ見守り防犯カメラは小さく丸く手軽なものを

オフィスビルのCCTVセキュリティカメラモニター

室内に監視カメラを設置する場合もあるでしょう。

お子さんやペット、高齢者など、見守りや不測の事態用に防犯カメラを使用する場合ですね。

この場合は威嚇が目的ではありませんから、被写体が撮影可能な位置に小型の監視カメラを設置することになります。

部屋の景観を損ねない小さく丸い形状のものがおすすめです。

不測の事態に対応するために多機能なネットワークカメラを

監視カメラ映像

室内設置する場合でも、犯罪現場の証拠をおさえるために隠しカメラを設置することがありえます。

防犯は泥棒が入らないようにするのが優先ですから、あくまで不測の事態用になるでしょう。

もう入っているという現状にどう対応するかが鍵となります。

こっそり撮影するだけなら、隠しカメラでも良いでしょうし、よくある可愛いらしいネットワークカメラで兼ねさせるのも手段です。

現代のネットワーク型防犯カメラは高性能

スマートフォンを操作する男性

録画以外のストリーミング機能スマートフォンとの連動性は基本として欲しい要件となりますし、廉価版の監視カメラでは小さい、可動性の高さや視界の広さは必須となります。

それから、動画データは大きいですからコンピューターの性能と快適なインターネット環境も欲しいところですね。

まとめ

家を守る

ここまで監視カメラのおすすめと選び方を紹介してきました。いかがでしたでしょうか。

防犯目的だけではなく、生活の中に密着した使い方もできる監視カメラ。

用途によって機能を選ぶことができるので、角ばったいかにも監視カメラというものだけじゃないことがお分かりいただけたかと思います。

また、監視カメラには録画以外の優れた機能があるので、使い方次第ではとても便利に安全安心に役立たせることが可能です。

ホームセキュリティーが万全ではないと感じている方や見守り目的の方、それぞれの用途や目的を明確にしてご自身にあった監視カメラを見つけてみてください。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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