財布を無くさないようにするためのウォレットチェーン。
若者がジャラジャラとつけているイメージから敬遠されがちですが、うっかり落としてしまったりスリの被害を防いだりと有能なアイテムです。
そして実は使い勝手や機能は優れもの。
そこで今回はウォレットチェーンのメリットをお伝えします。
さらに防犯性を高める使い方と、大人が使えるワンランク上のウォレットチェーンの選び方をタイプ別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウォレットチェーンの使い方
ベルトループと繋いで使う
ウォレットチェーンの両端にはフックがついています。
片方をズボンのベルトループに繋ぎ、もう片方を財布につないで使用するためですね。
財布はウォレットチェーンをつけるための専用金具がついているものを選んでください。
財布のファスナーの引手部分に引っ掛けると、強度が足りずファスナーの方が壊れてしまいます。
ウォレットチェーンがつながった財布をそのままズボンのポケットに入れればOK。
これでうっかり落としても、チェーンがつながっているのですぐ気づくことができます。
さらに防犯性を高めたい場合
防犯性を高めたい場合は、バッグの中でウォレットチェーンを使いましょう。
バッグの中にキーリングがついているものがあります。
キーリングと財布をウォレットチェーンでつなげば、ポケットに入れている時より財布自体が見えない分防犯性が高まります。
キーリングがついていないバッグの場合は、内ポケットのファスナーの引手の穴を利用するとよいでしょう。
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ウォレットチェーンのメリット!こんな時に大活躍
防犯性が高いので日常使いしたいウォレットチェーンですが、特に活躍するシーンが3つあります。
飲みに行くとき
お酒が入るとどんなに気をつけていてもうっかりが増えてしまいます。
座るときに邪魔になる財布を無意識にテーブルの上に置いてそのまま忘れてしまって焦ったことはありませんか?
ウォレットチェーンがあれば席を立った時に一緒についてきてくれるので安心です。
また、酔っ払いはスリの絶好のカモ。無防備にズボンのポケットに入っている財布は狙われやすいです。
ウォレットチェーンをつけていれば、チェーンをはずすひと手間が増えるのでスリから狙われるリスクを下げることができますね。
海外旅行
海外旅行先でスリの被害にあうと楽しい旅行が台無しです。
大事な財布がすられないようにしっかりウォレットチェーンをつけておきましょう。
海外の観光地にはプロのスリ集団がいるので、用心に用心を重ねる必要があります。
お財布は、ウォレットチェーンをつけてバックのキーリングと連結。そのうえで、バックもお腹の前にくるように持ってくださいね。
海外旅行では、財布をスるためにバッグをナイフで切りこみを入れて盗み出す手口もあるので注意が必要です。
切られないように頑丈な金属タイプウォレットチェーンを選ぶことも大切といえます。
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バイクに乗るとき
バイクに乗るときに財布を落としてしまったら、移動範囲が広いので探すための見当もつかず途方に暮れてしまいます。
ウォレットチェーンをつけて落下防止をしましょう。
雨にぬれても大丈夫な薄手のナイロンタイプの財布にウォレットチェーンをつけて身軽にツーリングをするのも楽しいですね。
ウォレットチェーンを選ぶときの注意点
ウォレットチェーンを選ぶときに気をつけたいのが、取り外しのしやすさです。
フックの部分の操作性がいいものを選べば、ストレスなく着脱することができます。
フック部分がスイベル式とよばれる回転するタイプだと、財布を出し入れする際のねじれも防げるのでより便利に使えます。
スイベル(Swivel)は2つの接続点を持って互いに自由に回転できるようにした接続部、又は接続部品である。
大人だからこそ着こなせる!かっこいいウォレットチェーンの選び方
防犯性もあり便利なウォレットチェーンですが、唯一のデメリットがダサいイメージがあること。
ジャラジャラと2連3連と重ねづけして、重みでズボンがずり落ちるなんて着こなしはNG。
防犯の観点からも短めの方が安心なので、50cm程度のトップスの裾からチラリと見える長さでさりげないおしゃれを演出しましょう。
材質のタイプ別におすすめのウォレットチェーンを紹介します。
金属
Chrome Hearts
シルバーアクセサリーといえばChrome Hearts(クロムハーツ)。シンプルで重厚感のあるウォレットチェーンです。
セレブ御用達のブランドなのでお値段はかなりお高く、なかなか手に入りませんが、いつかは手に入れたい憧れのブランドですね。
JAM HOME MADE
日本のブランドならJAM HOME MADE(ジャム ホームメイド)。
極めてシンプルながらも存在感のあるボールウォレットチェーンです。
「肌に最も近いプロダクト」として
ブライダルリング・ジュエリー・アクセサリーをメインに、
デザインの本質的な必要性(=「思いやり」「笑顔」)を主張し、提案します。
MARS
MARS(マーズ)も同じく日本のブランドです。スッキリとした都会的なデザインの中にも、蝶をあしらって遊び心があるウォレットチェーンです。
ブランド品はシルバー製のものが多いですが、ノンブランドのウォレットチェーンで真鍮製であれば5,000円程度で購入できるものもあります。
真鍮製は、燻したゴールドやネイビーなど色味にもバリエーションがあるので、自分の服装に合わせてコーディネートもしやすいですね。
ウォレットチェーンをまず試してみたい場合は、ノンブランドの真鍮製がおすすめです。
レザー
レザーのウォレットチェーンは「ウォレットコード」とも呼ばれています。
革のウォレットチェーンは金属に比べて落ち着いたイメージがあります。
ジャラジャラとウォレットチェーンをつける事に抵抗がある人は革のウォレットチェーンを選んでみてはいかがでしょうか。
革のウォレットチェーンには革を編み込んだタイプと1本タイプがあります。
FUNNY ORIGINAL
FUNNY ORIGINAL(ファニーオリジナル)のウォレットレーンはメキシコの職人が手作業で作っています。編み込みがしなやかな動きをサポートします。
PORTER
1本タイプなら「吉田かばん」のメインブランドであるPORTER(ポーター)。柔らかい革を使い明るいカラーリングなので、カジュアルなシーンにおすすめです。
竹や天然石
他の人とは一味違った個性を出したい場合は、竹や天然石などのファッション性の高いウォレットチェーンがおすすめです。
JAM HOME MADE(ジャム ホームメイド)の個性的なウォレットチェーンは夏の装いに合わせたい爽やかな竹があしらわれています。
また、フランスのブランドSunKu(サンク)のウォレットチェーンは天然石のビーズを使って作られているものも。
天然石ならではの華やかな色合いでおしゃれのアクセントにぴったりですよ。
人と被らない、個性的なものが良い方はこの2ブランドは注目です。
ウォレットチェーンのメンテナンス方法は?
せっかく手に入れたウォレットチェーンを長く使うためには日頃からメンテナンスをしていきましょう。
日頃のメンテナンス
ウォレットチェーンを使用した後は柔らかい布でさっと拭いて汗や汚れなどをぬぐっておきましょう。
アクセサリーのメンテナンス用の専用クロスが売っていますが、なければ、眼鏡拭きでも大丈夫です。
シルバーは特に酸化しやすいため、日頃のメンテナンスだけでは汚れが蓄積していきます。
黒ずみや汚れが気になったら市販のシルバー磨き用のクロスで磨くと元のきらめきが取り戻せますよ。
レザータイプのウォレットチェーンの場合は、革の財布をメンテナンスする際に一緒に保湿クリームを軽く塗りこんであげればOKです。
金属タイプもレザータイプも経年による変化も味わいのうちですので、長く手入れをして愛用していきたいですね。
故障した時は
ウォレットチェーンのフック部分は中にバネが入っているので、長い間使用していると、摩耗して壊れてしまうことがあります。
基本的には購入店で修理してもらうことになります。
修理がむずかしいと断られた場合は、あきらめずにアクセサリーの修理を専門にしている会社を探してみてください。
修理代は1万円~が目安となります。
まとめ:ウォレットチェーンは防犯性の高い有能アイテム!財布を無くす前にぜひ使ってみて!
ウォレットチェーンがダサいと言われていたのは昔の話。
最近では、海外セレブたちがおしゃれアイテムとしてウォレットチェーンをファッションに取り入れています。
ファッションでアクセサリーが取り入れにくい男性でも、防犯に役立つウォレットチェーンは機能性があるので抵抗なく試すことができますね。
うっかり財布を無くしたり、スリにあって財布を取られたりしてしまう前に、ぜひ防犯性の高いウォレットチェーンを試してみてください。
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