セールスや詐欺などの迷惑電話は大切な時間を奪う厄介な存在です。
面倒だなと思うばかりではなく、何かしらの対処をしておかないといけません。
今回は固定電話や非通知の場合の対処法と注意点について紹介します。
また、悪質なケースの場合はどこに通報すれば良いか、おすすめのスマホアプリについても話していくので是非チェックしてください。
固定電話や非通知の場合の対処法
迷惑電話がかかってきた場合、どのように対処すれば良いか疑問に感じていませんか?
まずは固定電話や非通知の場合、どのような対処法があるか解説していきます。
(1)着信拒否設定
セールスや詐欺などの電話に対し、着信拒否設定を行うのが大事。
迷惑な相手から電話がかかってこないようにすることで時間を奪われずに済みます。
自分の持っている電話機の機能は最低限チェックしておく必要があります。
着信拒否した相手の着信履歴を保存し、何かあった際に対処できるようにしたいところ。
(2)ナンバー・ディスプレイ
ナンバー・ディスプレイは電話機などのディスプレイにかけてきた相手の電話番号が表示されるサービスです。
誰からかかってきたかを確認し、身に覚えのない番号には出ないようにするのも対処法の1つに挙げられます。
(3)ナンバー・リクエスト
かかってきた電話の相手が非通知の番号という場合もあります。
その際、出るか出ないか迷ってしまうと感じている方も多いのではないでしょうか?
非通知の相手に対して効果的なのがナンバー・リクエスト。
ナンバー・リクエストは非通知の相手にガイダンスで応答するサービスです。
非通知の番号対策も防犯性を強化する一環に挙げられます。
(4)留守番電話
着信拒否設定やナンバー・リクエストが面倒な場合は留守番電話で対応するのもあり。
相手は一体どのような用件で電話をかけてきたかチェックし、出るか出ないかを判断することが重要です。
(5)電話番号の変更
厄介な相手から何度も電話がかかってくるもしくはSNSなどで電話番号が流出した場合は電話番号の変更をおすすめします。
着信拒否をしたい相手がたくさんいてキリがないといった際に効果的な対処法になります。
もし、電話番号を変更する際は仕事先の相手や家族などに知らせることが重要。
後は会員登録しているサイトなどに連絡しないといけません。
場合によっては電話番号の変更で相手に迷惑をかける可能性も十分考えられます。
通話を録音
迷惑電話がかかってきた場合、通話を録音するのも対策の一環です。
心身に危険を感じた際は少しでも多く証拠を残したいところ。
迷惑電話の対策を行う際の注意点
迷惑電話に対する対処法はいろいろありますが、注意しないといけないことが存在します。
せっかく対策を行ったのに電話が使いにくくなったとなっては目も当てられません。
ここでは一体何に注意しないといけないかについて話していきます。
サービスに料金がかかること
ナンバー・ディスプレイやナンバー・リクエストなどのサービスは確かに便利です。
ですが、利用する際はお金を支払わないといけません。
迷惑電話を対処するだけでなく、最悪の事態を避けるためにも一定のランニングコストをかけることをおすすめします。
これは迷惑電話に限らず、どのトラブルにおいても言えることです。
防犯対策に妥協して痛い目を見るのは皆さん自身。
着信拒否をしても新たな番号でかけてくる可能性があること
着信拒否をして一安心と感じている方もいるのではないでしょうか?
人によっては新たな番号で電話をかけてくる可能性も十分考えられます。
セールスや詐欺を仕掛けてくる相手を油断してはいけません。
電話番号を変えても調べてくる相手がいること
迷惑電話対策に電話番号を変えた方も油断禁物。
相手によっては電話番号を調べてくる場合があります。
なので、着信拒否設定やナンバー・ディスプレイなどと組み合わせておくことが重要です。
どこで電話番号が漏れるか分かりません。
SNSなどで個人情報を明かさない
私達の日常生活の中で当たり前の存在になっているSNS。
SNSでいろいろな人とやり取りができ、便利なツールです。
自分の身を守るためにもSNSでの個人情報のやり取りには注意したいところ。
見ず知らずの人に自分の電話番号を教えないことをおすすめします。
電話番号に限らず、住所やメールアドレスなどの情報もしっかり管理しないといけません。
SNSにアップされている情報1つで素性を把握される可能性も十分考えられます。
悪質なケースの場合はどこに通報すれば良いか
迷惑電話により精神的苦痛を伴った際は信頼できるところに相談するのがおすすめ。
1人で抱えていても状況が改善されるどころか逆に悪化するかもしれないです。
ここでは、迷惑電話に関する悩みを誰に相談すれば良いかについて説明します。
警察
ストーカーなど悪質なケースに対しては警察に相談するのが重要。
被害を未然に防ぐという意味でも警察からのサポートを受け、最悪の事態を回避したいところです。
弁護士
警察に相談したけど、全然対処してくれなかったという方もいるのではないでしょうか?
迷惑電話などの迷惑行為について弁護士に相談するのもおすすめです。
対処法だけでなく、裁判について適切なサポートを行ってくれるのが理由に挙げられます。
精神的苦痛を伴った場合は民事裁判でストーカーなどの厄介な相手を対処していくのが重要です。
弁護士に依頼する際はストーカーや迷惑電話などの行為について詳しいかどうかチェックしないといけません。
迷惑電話に悩まされていた方
身近に迷惑電話で悩まされていた方がいませんか?
迷惑電話に悩まされていた方に一度話を窺ってみるのもありです。
被害の内容だけでなく、どのような対処法を行ったか、迷惑電話がかかっていないかどうかなど聞くことはたくさんあります。
迷惑電話に関する情報交換を行い、より自分に合った対処法を進めていくことができます。
迷惑電話対策におすすめのスマホアプリ
スマホアプリを用いて迷惑電話に対処していくのも有効です。
アプリで対処できるとはいえ、使いやすいと感じたものを選ばないといけません。
ここでは迷惑電話対策にもってこいのスマホアプリをいくつか紹介します。
迷惑電話ブロック
迷惑電話ブロックは危険な着信があれば警告表示で知らせてくれる便利なスマホアプリ。
電話帳に登録していない相手でも名前を自動で表示してくれるのもおすすめできる理由に挙げられます。
厄介な相手かどうかを事前に把握し、早めに対処したい方にはうってつけ。
注意点は月額制だということです。
Whoscall(だれ電)
Whoscall(だれ電)は迷惑電話を識別してブロックしてくれるスマホアプリ。
数千万件のダウンロード数を誇り、迷惑電話対策を行う際は一度チェックしておきたいところです。
テレビ番組でも紹介されたことがあるので名前だけでも知っている方もいるのではないでしょうか?
電話番号を検索し、折り返す必要があるか判断できるのもポイントに挙げられます。
電話帳ナビ-迷惑電話を着信拒否(迷惑電話ブロック)
電話帳ナビ-迷惑電話を着信拒否(迷惑電話ブロック)は迷惑度判定をグラフ表示し、迷惑電話を防いでくれるスマホアプリです。
宅配ドライバーやフリーダイヤルの番号も把握することができるため、チェックしておいて損はありません。
迷惑メッセージ・電話ブロック
迷惑メッセージ・電話ブロックはKDDIがリリースしたスマホアプリ。
迷惑電話を自動で検知して知らせてくれます。
迷惑なSMSを自動で迷惑フォルダに振り分けてくれるのもおすすめできるポイントです。
利用時には月額の自動継続課金が必要になるため、注意しないといけません。
電話帳ナビアプリ
電話帳ナビアプリは国内約22億の電話番号のデータベースを基に迷惑度を表示するスマホアプリになります。
人工知能が通話内容からセールス電話などを判別して着信拒否にしてくれるのが魅力的。
自動着信拒否機能は月額100円かかりますが、迷惑電話対策を行うなら一度検討してはいかがでしょうか?
その他にも電話帳ナビに寄せられた口コミ情報をチェックできるのもポイントです。
家族が迷惑電話に苦しんでいないか把握するのも重要
自分だけでなく、家族も迷惑電話に苦しんでいないか知っておく必要があります。
普段からコミュニケーションを取らないといけません。
人によっては家族とコミュニケーションを取れていない方もいるのでは?
身に覚えのない電話に出ないのが鉄則
詐欺などに巻き込まれないためにも身に覚えのない電話に出ないことが鉄則です。
気になる方は悪質な迷惑電話かどうか一度調べることをおすすめします。
まとめ
自分だけでなく家族の身を守るためにも迷惑電話の対処を行わないといけません。
対処法はいろいろあり、自分に合った方法を選択するのが重要になってきます。
場合によっては料金が発生する場合もありますが、身を守るためにはある程度ランニングコストをかけたいところ。
日頃から迷惑電話について情報収集することをおすすめします。
迷惑電話の対策は今日からの課題です。