近年、AIの進歩も目覚ましく、事前にあらゆることの危機予測が容易になってきました。
しかし、強盗という突如発生する犯罪は決してなくならないことも事実です。
被害に遭ってしまったらどうしたらいいのか。
被害者になる前に、対処することはできないのだろうか?
今回は強盗への対処方法を徹底解説します。
万が一強盗に遭遇した場合の臨機応変な対処方法、対策グッズも併用することで被害を最小限に抑えるための方法をご紹介していきます。
自宅での強盗は『警戒』することで対処可能
自宅という場所は、職場などと違ってとてもリラックスできる場所です。
仕事から帰ってきたら、一気に緊張感が解けて警戒などしないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、この警戒が何よりもあなた自身や大切な物を守るために必要なものといえます。
実は自宅だけでなく、帰宅前から強盗の対処法をしっかりと実践しておくことが必要なのです。
ストーカーされていないか警戒する
職場や学校からの帰り道、自宅までの道のりでも注意が必要です。
すでにあなたのことを狙っている人物がいないか気配を感じられるように、背後をしっかりと気にしておきましょう。
イヤホンで音楽を聴いていたりスマートフォンに気をとられていると、その姿は強盗犯にとっては格好の餌食となってしまいます。
音量を最小限にしたり、歩きスマホに警告を発するアプリなどを入れておくと良いかもしれません。
「スマートフォンのイヤホンをしたまま歩いていて、強制わいせつや痴漢、ひったくりなどの被害に遭っている人が目立つ。犯人はイヤホンをしているかどうかを狙う判断材料にしている」
玄関前が最重要ポイント
自宅での強盗を防ぐ最後の防波堤が玄関前なのです。
自宅を突き止めた強盗犯が、一気に犯行に及ぼうとするのが玄関前。
あなたが扉を開ければ死角から強盗犯が飛び出してきて、そのまま自宅に押し込まれてしまうことになりかねません。
玄関前に着いたら、扉のロックを解除する前にイヤホンを外し、スマートフォンから目を離しましょう。
周囲を警戒してから、すぐに室内に入ってしっかりと鍵をかけることで、外部から自宅への侵入を防ぐことができます。
来訪者に対しては、まずチェーン錠をつけたまま応対する。
インターホンが鳴って、モニター越しに相手の顔が確認できれば安心するでしょう。
しかし、その顔の相手は本当に今日あなたを訪ねて来る人なのか思い起こす必要があります。
着ている服が宅配業者だったり、どこかの管理会社に似ているとしても無条件に扉を開けてはいけません。
なぜなら、変装してあなたの元へとやってきた、見知らぬ他人である可能性もあるからです。
扉を開けなければ応対が難しいようであれば、必ず扉のチェーン錠はつけておき、警戒を怠らないようにしましょう。
友人や家族の力を借りる
誰かにあとをつけられている気配があったり、自宅周辺で不安に感じるようなことがあれば、身近な人の力を借りるのも大きな対処法の1つです。
しばらくの間友人と待ち合わせて一緒に帰ったり、定期的に家族に泊まりに来てもらうというのも効果的ですね。
あたながいつも1人で行動していることは決してない、と匂わせるような行動をとることも効果的。
あなたのことを狙っている人物が自ずと警戒してくれるようになるでしょう。
コンビニにおいて、事件発生件時は自らの安全確保を第一に考える
外出先で事件に巻き込まれるケースというのは、これからのあなたの人生において絶対ないとは言い切れません。
日々流れるニュースや耳にする情報の中でも、コンビニという場所は頻繁にでてくる言葉ではないでしょうか。
24時間営業や、深夜勤務の1人体制など、まさに強盗犯にとっては好条件が揃っていることは否定できません。
では、コンビニにおいて、なるべく事件に巻き込まれないようにするための考え方とはどういうものがあるのでしょう。
また、事件発生時にあなたがその場に居合わせてしまった時の対処法をお伝えしていきます。
1度でも事件歴のあるコンビニには立ち寄らない
コンビニにおける強盗というのは、繰り返されるパターンが多いのです。
立地的な面もあれば、スタッフ自身にも改善しなければいけない側面が存在することもあります。
いずれにせよ、事件が起きてからも以前と同じような経営スタイルのようであれば、改善がみられるまでは足を運ばないほうが良いでしょう。
深夜の営業時間帯は避ける
コンビニ強盗発生の時間帯というのは、午前2時から午前5時までが突出して多いことが警視庁のデータより明らかです。
確率で考えれば、この時間帯はコンビニには行かない方が事件に遭遇する可能性を減らすことができるでしょう。
勤務のスタッフが1人のコンビニには行かないこと
コンビニは、深夜はもとより日中ですらスタッフ不足が見られることが多くなってきました。
そんな状況の中、複数人の強盗に押し入られてしまえば、単独のスタッフが毅然とした態度で立ち向かうことは難しいでしょう。
下手をすれば身の危険が及ぶような条件が揃っている場所を、あなたがあえて選ぶ必要はありません。
トイレや従業員用専用のバックヤードに身を隠す
万が一事件に巻き込まれてしまったら、とにかく自分の命を最大限に守るための行動をとりましょう。
強盗犯が気を逸らしている間や、何かに注力している時など隙を見て外へ逃げ出すことが最優先です。
しかし、外へ出ることが困難な場合はトイレなどの位置をあらかじめ把握して、そこへ逃げ込みましょう。
この時に大切なのは、内側からきちんと施錠できること。
鍵が壊れていたり、そもそも付いていなかったりした場合、強盗犯に見つかり逆上させてしまう可能性もあるので注意が必要です。
おすすめ防犯対策グッズ〜お手軽編〜
防犯対策グッズといっても、現在は多種多様なものが数多く出回っています。
専門性のある高機能なものから、一般的な用途と併用するようなものまで、どれをどんな風に使えばいいのか分からないこともあるでしょう。
お手軽簡単にできるようなことから、さらなる安心感と効果を得られるような防犯グッズまで、見ていきましょう。
遮光カーテン
遮光カーテンとは通常のカーテンと比較して、より日光をシャットダウンする役目がありますね。
それだけではなく、外からは室内がほぼ完全に見えなくなるので、防犯という観点から見ても非常に優れたカーテンであるといえます。
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防犯対策ステッカー
貼るだけで効果を発揮するという、とても簡単にできる防犯対策の1つです。
防犯対応済みや、侵入対策装置設置済みなど、強盗犯の心理に訴えかけるような文言やテクスチャーがあしらわれたステッカーです。
これらを扉や郵便受けに貼るだけで対策完了です。
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おすすめ防犯対策グッズ〜効果絶大編〜
引き続きご紹介するのは、防犯対策においてより大きな効果を発揮するもの。
設置することさえできれば、強盗はあなたの自宅に近寄ることすら躊躇してしまうでしょう。
あなたの身の安全を考えれば、決して大きな出費や手間ではないはずです。
ダミーカメラ
防犯上、これ以上に強盗犯に強いプレッシャーを与えられるものはほとんどないでしょう。
自分の姿や行動が録画されていると思わせることさえできれば、とても大きな抑止力になるはずです。
「防犯ビデオ」「セキュリティーシステム」の存在を挙げており、犯人がダミーカメラを本物の防犯カメラと勘違いすれば、犯行を思いとどまってくれる可能性があるのです。
ただ、設置する場所も本物の監視カメラと同じような位置に設置しなければいけません。
なぜなら、ダミーカメラだと気づかれてしまう可能性があるからです。設置はしっかりとしたいところですね。
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設置型の防犯アラーム
玄関扉や窓に組み付けることができる非常時用のアラーム。
扉に無理な力が加わったり、窓ガラスが破られたときにとても大きな音でアラーム音が鳴り響くというものです。
大きなアラーム音で強盗犯を撃退できる可能性が高いので、 設置しておいて損はない対策グッズとなっています。
防犯対策グッズの落とし穴
防犯対策グッズを用いることは、やればやるほど安心感を得ることができるでしょう。
しかし、一方で強盗犯にとっては見かけ倒しだなと見抜かれてしまう可能性も高くなってしまうのです。
近年、強盗犯の手口は悪質かつ巧妙になっており、防犯グッズも進化しています。
必要なポイントを抑えて、大きな効果を発揮できるようにすることが本当の防犯対策なのです。
終わりに
本当の防犯対策とは何かということを考えると、 日ごろから常に警戒心を持ち続けることに他なりません。
昨日は何事もなかったからといって、今日何も起こらないとは限らないのです。
強盗犯というのは、あなたが隙を見せるまでその正体を隠し続けているもの。
警戒するということは、あなたの身を守るために何よりも必要な防犯対策といえるのです。
本記事を参考に、強盗に遭わないための意識や防犯対策を強化してください。
万が一強盗に遭ったりその場に遭遇した際には、本記事で解説したことを思い出し、冷静な対処を行えるよう知識を身につけましょう。
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