DVDコピーの違法性を徹底解説!ダビング・リッピングは?

好きなTV番組をDVDにコピーする頻度が多いという方も多いのではないでしょうか?

HDDの容量を確保するため、好きなTV番組をDVDにコピーする方は多いです。

ですが、DVDのコピーは使い方を間違えると違法行為に繋がるかもしれません

DVDコピーの違法性について解説します。




DVDコピーの違法性と罰則について

DVD

DVDコピーは著作権法第119条第1項に該当する違法行為。

違反した方は10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方に課せられます。

著作権法第119条第1項では、著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対し、「十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と規定しています。

引用:著作権法119条について|著作権法相談室

近年、著作権に関する罰則は厳しく強化されているため、注意しないといけません。

ちなみに自作DVDのコピーは合法です。

DVDコピーが違法行為に該当する場合とは

実際、DVDコピーが違法行為に該当するのは一体どのような場合なのか気になっている方も多いのでは?

著作権法違反を回避するためにも違法行為に該当するケースを知っておきたいところ。

今からDVDコピーが違法行為に該当する場合について話を進めていきます。

コピーガードを解除してコピーする場合

DVDやブルーレイなどにはコピーガードがかかっています。

コピーガードは他の誰かが複製できなくする特殊な技術。

著作権の保護手段の1つです。

松下などが開発したCSSをはじめ、コピーガードの種類は豊富。

巷にはコピーガードを解除するリッピングソフトと呼ばれるツールが存在します。

コピーガードを解除し、DVDをコピーする行為は違法行為に当たります。

著作権法で制限されているのは「コピーガード解除による複製」と「コピーガード解除ツールの配布」の2つの行為になります。

引用:ブルーレイ・DVDコピーの合法・違法の境界線とは|エキサイトニュース

リッピングソフトを決して悪用してはいけません。

音楽CDはコピーガードがかかっていないため、私的利用で楽しむ場合は法律違反に当たらないです。

レンタルDVDをコピーした場合

DVD

DVDやブルーレイをレンタルする機会が多い方も中にはいるのではないでしょうか?

レンタルDVDのコピーも違法行為なので注意しないといけません。

バレなければ良いという訳でないです。

動画投稿サイトにアップロードする場合

違法視聴している様子

YouTubeなどの動画投稿サイト。

暇な時間があれば動画投稿サイトで時間を潰すという方も多いと思います。

市販のDVDやブルーレイに収録されている映像を動画投稿サイトにアップロードする行為も違法です。

人によっては映画館で映画を録画または録音し、動画投稿サイトにアップロードする方がいます。

もちろん著作権法違反なので絶対してはいけません。




DVDコピーの違法化の現状

DVDコピーによる違法行為は皆さんの身近な場所でも起こっています。

ここでは、DVDコピーの違法化の現状について話します。

犯罪に巻き込まれないためにも一度参考にしてください。

フリマサイトに出品

通販サイトを利用している様子

フリマサイトにDVDのコピーが販売されていたケースが報告されています。

普段からフリマサイトまたはオークションサイトを利用している方の中にはDVDのコピーを目にした方もいるのではないでしょうか?

DVDの他にもさまざまな偽造商品が出品されており、利用する際は注意しないといけません。

フリマサイトやオークションサイトは便利なのは間違いないですが、状態を確認しないと取り返しのつかない事態に発展する場合があります

不安な方は状態などについて質問することをおすすめします。

後は被害者を増やさないためにもDVDのコピーを販売しているアカウントを通報するのも重要です。

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ケータイを見る女性

露店で販売されていたケースも

露店でDVDのコピーが販売されていたケースも報告されています。

逮捕者も出ている程です。

怪しげな商品を販売している露店に手を出さないことをおすすめします。

購入する場合は罰せられない

通販サイトを利用している様子

DVDやブルーレイのコピーですが、購入者は罰せられません

罰せられないなら問題ないのではと感じるのは大きな間違い。

DVDやブルーレイのコピーで発生した利益は製作会社に入ってこないです。

違法コピーされたDVDやブルーレイの流通は著作者を苦しめます

本当に映画などに出演している俳優などが好きな方は正規品の購入をおすすめします。

人によっては正規品を買い直しているのではないでしょうか?

海外の違法DVDを保有しているからといって、直ちに刑罰が科されるわけではありません。①違法なDVDであると分かった上で、②誰かに譲渡しようという目的をもって輸入(又は保持)をしている場合に限り、ペナルティが科されます。

引用:海外の違法(海賊版など)DVDを保有していると逮捕されますか?購入者に罰則は?|弁護士法人法律事務所ロイヤーズハイ




仕事や日常生活においてDVDをコピーするケースについて

DVDのコピーが法律違反にならない場合も改めて整理する必要があります。

使い方によっては仕事やプライベートをより快適に過ごすことができます。

ここでは、DVDのコピーを有効活用するための手段をいくつか紹介するので是非参考にしてください。

仕事などで撮った動画のバックアップ

DVDのコピーに使うパソコン

仕事などで映像などを撮る方も中にはいるのでは?

データが消失した際に備え、DVDにコピーしてバックアップを取る必要が出てきます

前述でも触れましたが、独自に制作した映像などのコピーは著作権法違反に当たりません。

バックアップを取る際は外部に流出しないよう管理をしっかり行わないといけないです。

DVDに収められている情報を悪用される可能性も十分考えられます。

自分の撮った作品を相手に配布

自分の撮った作品をDVDにコピーし、親しい友人などに配布するのもDVDのコピーソフトの効果的な使い方。

ただし、アーティストの音楽を自身が撮影した映像のBGMに利用するのは認められていません。

著作権者や原盤権者からの許可が必要です。

また卒業制作などでDVDやブルーレイを制作する際、写真や映像を誰が管理するかをしっかり決めておきたいところ。

写真などの管理もトラブルの元です。

自身が撮影したDVDの販売

自身が撮影した映像をDVDに収め、販売するのもDVDのコピーを有効活用する方法の1つ。

ただし、他に誰かが出ている場合は販売を行って良いか許可を取らないといけないです。

映像を撮影した方には著作権がありますが、映っている方には肖像権があります。

肖像権は他人から撮られた写真や映像を無断で公表されないための権利のこと。

著作権同様に守らないといけません。

レンタルもしくは市販のDVDをコピーするのは違法だということを教育しないといけない

学校で勉強している子供

子供達が違法コピーされたDVDを手に取ってしまう可能性もゼロではないです。

場合によっては違法コピーDVDを手に取ったり、無断アップロード動画の視聴を悪いことだと認識していない可能性もあります。

大切な子供達がトラブルに巻き込まれないためにもDVDの違法コピーはいけないということや、著作権などの法律を説明しないといけません。

DVDに限らず、電子書籍やゲームなどさまざまなものが違法コピーされています。

著作権について教えるのは家庭や学校などに課せられた義務です。

将来、大切な子供達が著作権法違反を回避できるかどうかは皆さんの手にかかっています。




動画配信サービスの利用も1つの選択肢

パソコン

好きな映画やアニメなどを自分の好きなタイミングで楽しみたいという方におすすめしたいのが動画配信サービス

月額料金を支払えば、いろいろな作品が楽しめます。

動画配信サービスによっては比較的安く済む場合もあります。

作品によっては追加で課金しないといけないので注意が必要です。

DVDをレンタルする手間が面倒だという方は動画配信サービスをいくつかチェックしてはいかがでしょうか?

動画配信サービスによって配信されている作品が異なります。

どのジャンルを多く取り扱っているかを確認し、利用するかどうか判断したいところ。

DVDを違法コピーするよりも手軽に好きな作品を楽しめます。

今後は著作権がさらに厳しくなる可能性が高い

裁判

DVDの違法コピーなどは著作権法違反になるのは十分分かったと思います。

著作権は今後さらに厳しくなる可能性が高いです。

実際、著作権の保護期間が50年から70年に変更されています。

親告罪から非親告罪に変更された点も注意。

現在も著作権について議論が交わされており、今後どうなるかチェックしておくと良いでしょう。

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聴衆・バンド・芸能人

まとめ

テレビ

DVDの違法コピーをはじめ著作権法違反は許されない行為です。

例え捕まらなかったとしても好きな俳優やアーティストなどを苦しめ、場合によっては映画やアニメの制作会社が倒産する可能性があります。

自分の好きな作品やクリエイターを守るためにも著作権法は守らないといけません。

国会でも著作権についていろいろな議論が交わされており、今後どのような決定が下されるかもチェックしておきたいところ。

例え著作権の保護技術が進んだとしても、法律違反を犯す方が出てくる限り著作権の保護は終わりません。

自分の好きな作品の楽しみ方を見直すきっかけになれば幸いです。




本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

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