旅行に行くときはスーツケースを持っていく方が多いと思います。しかし旅行先で荷物を盗られてしまうトラブルが後を絶ちません。
大切な荷物を守るために持っておきたいのが、スーツケースベルトです。この記事ではスーツケースベルトの必要性と選び方をご紹介します。
安全性を高める付け方もご紹介するので、旅行の準備の一環として確認しておきましょう。
狙われやすいスーツケースの特徴
荷物の盗難や物色は、スーツケースの見た目が被害の糸口になります。そこでまずは、狙われやすいスーツケースの特徴をご紹介します。
自分の持っているものは大丈夫か、確認してみてください。
ブランド物
ブランド物のバッグに惹かれる方は多いと思います。しかしそれは犯人にとっても魅力的に見えるものです。
ブランド物のスーツケースはそれだけで価値があります。
さらに高級なバッグを持っていることから、持ち主も裕福な人である可能性が高いと考えられます。
「スーツケースの中にも高級なものがあるに違いない」とターゲットにされやすくなります。
ベーシックなデザイン
シンプルすぎるデザインのスーツケースも狙われやすいです。黒や紺、シルバーで無地のスーツケースは大勢の人が持っていると思います。
同じようなスーツケースがたくさんあると、そのうちの1つがなくなった時になかなか気づくことができません。
目立たないという点から、盗難の被害に遭いやすくなります。また盗難だけでなく、取り違えなどのリスクも高まってしまいます。
ベーシックなデザインのスーツケースは使いやすいかもしれません。しかし目印などは付けておくことをおすすめします。
日本人の持ち物
世界的に見ると、日本は裕福な国です。また治安も良いため、海外の人からは防犯の意識が薄いという印象を持たれがちです。
そのため日本人は、海外で犯罪のターゲットになりやすいといわれています。スーツケースの盗難においても同様です。
高級なものを持っているという認識から、日本人の荷物は狙われやすくなります。ネームタグなどに日本人とわかる表記をするのは控えましょう。
スーツケースベルトは必要?
狙われやすいスーツケースの特徴に該当しないからといって、盗難のリスクがないとは言い切れません。
そこで防犯性を高めてくれるのがスーツケースベルトです。
荷物を航空会社に預けるなど、自分の手を離れる機会のある旅行ではスーツケースベルトがあった方が良いといえます。
なぜ必要なのか、3項目に分けて説明します。
衝撃に強くなる
スーツケースベルトをすることで、スーツケースの強度が上がります。
航空会社に預けた後の荷物は、やや乱暴に扱われることがあります。大量の荷物を素早く処理しなければならないためです。
他の荷物との衝突や置いた時の衝撃で、スーツケースの鍵が開いたり壊れたりすることもあります。
しかしスーツケースベルトがあれば、万が一本体の鍵が開いてしまっても安心です。ベルトが荷物の飛び出しを防いでくれます。
狙われにくくなる
スーツケースベルトを巻くことで、荷物の開け閉めに手間がかかります。一見デメリットのようですが、盗む側の目線で見るとどうでしょうか。
開けるのに手間取るようなスーツケースを、わざわざ選ぶことはないと思います。スーツケースベルトは窃盗の抑止力にもなるということです。
目印になる
スーツケースベルトには様々なデザインがあります。そのため目印として利用することもできるのです。
先ほどシンプルなデザインのスーツケースは、盗難や取違えのリスクがあると説明しました。目印があれば取違えの可能性は減ります。
誰の物かが特定できる荷物は、狙われにくくもなります。防犯面でもスーツケースベルトによる目印は有効です。
スーツケースベルトの選び方
値段
スーツケースベルトの価格帯は500円台から2,000円台です。やはり値段の高いものほど頑丈で、機能性が高くなります。
しかし先ほど説明したように、スーツケースは旅程で乱雑に扱われることもあります。
頑丈なスーツケースベルトでも切れたり、壊れたりすることが多いです。そのため、買い替えやすい安価なものを選ぶのがおすすめです。
色々なデザインがあるので、安いものをいくつか準備して使いまわしても良いと思います。
固定の仕組み
スーツケースベルトには、いくつか種類があります。
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