台パン破壊の処罰や弁償金額は?ゲーセン・パチンコ・パチスロで器物損壊したときの罰則

パチンコ店やゲームセンターでよく目にする台パン(遊技機を叩く行為)は他人に迷惑や不快な思いをさせる行為です。

ゲームやパチンコ・パチスロの展開が思い通りにならず、溜まったイライラを物理的な攻撃で台に向ければ機械は破損します。

そんな台パン破壊をしたときのリスクをここで解説していきます。

監修者:さとる (ギャンブル専門家)
さとるオンラインカジノ・パチスロ・パチンコ・競艇・競馬・など独自のカジノ理論で勝負に挑むギャンブル専門家です。オカルトでも当たる確率が高いなら実行します。得意はオンカジのバカラとパチスロ天井ハイエナ。ギャンブル記事の監修を承ります。依頼はこちらから。

台パン破壊のリスク

禁止する人

台パンでゲーム機やスロット・パチンコ台を破壊してしまったときのリスクについて、ここで紹介します。

出入り禁止になる

パチンコ店やゲームセンターには店内でのルールが目につきやすいところに掲示されています。

そこには「台を叩いたり揺らしたりする行為を禁止する」という内容の条項が必ずあります。

台パンの程度によっては、店員からの注意だけで済むことも多いです。

しかし、台が壊れるほどの強打をすれば、たちまち出入り禁止の宣告を受けます。

まず、事務所に連れて行かれ店長などその店で大きな権限を持った人と話し合いの場が持たれます。

きちんと謝罪をし、反省の態度をみせれば、話はスムーズに進み身分証明書の提示とともに誓約書を書くと帰ることができるという流れです。

出入り禁止を宣告する基準はホールごとで違い、台パンで破壊するほど機械を強打しても反省していなければ警察を呼ばれることもあります。

台パン破壊をしてしまったら、壊してしまったことを反省し、きちんと謝罪することが大切です。

状況によっては二度としないことを条件に、出入り禁止を免れることもあります。

弁償金の支払い

他人の所有物(ゲーム機やパチンコ・パチスロ機)を破壊すれば、弁償しなくてはなりません。

請求される弁償金の計算方法は、パチンコ店ごとに違い弁償無しというホールも少なくないようです。

明確にどの部分を破損にしたら〇〇円と決まっていることもあれば、状況によってその場で店長が決めるというホールもあります。

破損した部位を修理するのにかかる金額の例としてスロットの下部にあるパネルなら1万円程度、液晶部分なら10万円前後です。

パチンコの台のガラスを割ってしまったら、1万~数万円とメーカーや機種によって値段は大きく変わります。

また、被害が外枠だけで済まなかった場合は、本体の価格を支払う必要があります。

パチンコ・パチスロの台はとても高価なもので、全壊状態ならば請求される金額はとても高額です。

台にイライラをぶつけた結果、負けた金額の何倍ものお金を支払うということになりかねません。

ケガをする

素手でガラスやプラスチックが割れる程強打すれば、叩いた手にかかるダメージはとても大きなものです。

また割れたガラスやパネルのプラスチックなどで切れて出血することも少なくありません。




台パン破壊で科せられる処罰は?

ゲーム機やパチンコ・パチスロ機を台パンで破壊したときに科せられる処罰について、ここで解説していきます。

器物損壊罪

businessmen, office, silhouettes

刑法261条で定められている器物損壊罪の条文には、「他人の所有物を破壊した場合」という文言が書かれています。

台パン破壊はこれに当てはまります。ただし、この器物損壊罪は親告罪なので、ホールが警察に届け出ないと成立しません

「謝罪や反省をしない」「あきらかに壊そうとした」「壊して逃げる」などといった悪質な場合以外は警察の介入なしで解決することも多いです。

器物損壊罪の刑罰は「3年以下の懲役または、30万円以下の罰金もしくは科料」となっています。

3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料である。
引用:器物損壊罪(Wikipedia)

科料は罰金と同じ財産刑で、10,000円未満ならば科料、それ以上は罰金と支払う金額の違いだけです。科料も罰金も刑罰なので、前科はつきます

告訴されないようにするためには、台パン破壊したあとの態度が重要です。

台パンで機械を破壊してしまったときには、事務所に連れて行かれ店長などホールの中で大きな権限を持っている人と話し合いの場が持たれます。

そのときにきちんと謝罪と反省をし、提示された弁償金の支払いに応じるなど心証をよくすることが大切です。

関連器物損壊の罪に問われないための対策法 | 慰謝料を請求された場合はどうする?

損害賠償

euro, seem, money

パチンコ・パチスロを台パンで破壊すると、修理が終わるまでその台の稼働は停止します。

稼働停止している間に、その台が売り上げるであろう金額が損害賠償として請求されます

壊した台が新台や人気機種の場合、稼働が高く1日の推定売上額が高いので損害賠償の請求額は高額です。




台パンで破壊したときにかかる弁償金額は?

誠意ある態度で謝罪すれば0円の可能性もある

sign, sorry, character

台パンで機械を破壊してしまったときに請求される弁償金額をどれくらいにするか、弁償させるか否かはについてはホールによって異なります。

例えばパチンコ台のガラスを叩いたら指輪が当たって割れてしまったという場合は、事情を説明すれば許してもらえることもあります。

どんな場合でも壊した事実を反省し、きちんと謝罪をすることで、弁償金を免除されることはあります

破損部位によって弁償金額は変動し50万円以上にも

外国のお金

パチンコ台のガラスの価格は1万円~と、メーカーや機種によってバラバラです。

破損部位がガラスだけでなくパチンコ台そのものを弁償するということになると数十万円という高額な金額が請求されます。

スロットの下部のパネルを割ってしまった場合はだいたい1万円程度、液晶部分になると十数万円にもなります。

パチンコ・スロットともに本体の価格は高額です。

破壊した台が新台ならば30~50万円以上中古で人気の機種になると50~70万円というものまであります。

過去には中古価格200万円という機種もあったほどです。

「Re:ゼロ」が1位で1台約260万円。2位が「Pエヴァ」で1台約200万円。
引用:人気が中古価格に直結 サンスポ【店長日記】2022/03/09

一時のイライラの解消のために、台パン破壊をして高額の弁償金額を支払うことのないように、たのしめる範囲で遊ぶようにしましょう。

売上の補償もあわせて請求される

business, success, winning

また、パチンコ・パチスロの部品を交換するときには法律上警察に届ける必要があるので、部品の取り寄せや手続きに数日間必要です。

その間、壊れた台の稼働は停止するので、再稼働するまでの日数分の売上も損害賠償として弁償金に合わせて請求されることがあります。

イライラのはけ口にした台パンの弁償金が50万円~100万円超になってしまったということも起こり得ます。

関連被害届の書き方 | 器物破損や万引の被害届はどこに提出する?




台パンする人への対処法

stop, containing, street sign

台パンする人への対処法として、いちばん有効なものは,、店員に報告して注意してもらうことです

隣で打っている人が台パンしていると、自分だけでなく周囲の人も不愉快になります。

状況しだいでは、自ら注意してしまいがちですが、不要なトラブルに巻き込まれるのを防ぐためにも店員から注意してもらうようにしましょう。

相手がどんな人かわからないうえに、イライラしている状態となると、思わぬケガのものとにもなりかねません。

台パンし破壊の画像はSNSで拡散されることも

twitter, facebook, together

最近ではTwitterをはじめとするSNSで台パンしている人の動画や台パンで破壊されてた無残な台の画像がたくさん出回っています。

いまはスマホで簡単に動画を撮影することができるので、自分が台パンしている動画や写真を撮影されてSNSにアップされることもあります

ゲームセンターの音ゲーの台パン動画などは、助走で勢いをつけてゲーム機を両足で蹴り飛ばすなどという悪質なものも多いです。

SNSに投稿された台パン画像は、瞬く間に拡散されていきます。

顔がはっきり映ったまま広範囲に拡散されてしまうと、その後の人生にも大きな汚点として響く可能性もあり危険です。

機械を壊して逃げた場合は、お店の防犯カメラの映像や、SNSにばらまかれたその映像がきっかけになって犯人逮捕のきっかけにもなります。

まとめ

casino, game of chance, slot machines

音楽に合わせてボタンを押しながらスコアを競う音ゲーや、パチンコ・パチスロのように展開次第ではイライラが溜まる大人の遊びは多いです。

そのイライラの発散方法を間違えてしまうと取り返しのつかないことになります。

ゲーム機やパチンコ・パチスロ台にする物理的な攻撃「台パン」での破壊は器物損壊罪という犯罪です

ここであげたリスクや処罰を踏まえて、クールにたのしく大人の遊びをたのしんでください。

関連ギャンブル依存症で犯罪に手を染めない対策法 | 危険性と正しい治療法も




本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
https://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html