Amazon詐欺の手口や見分け方を徹底解説!詐欺メールをクリックしたらどうなる?詐欺に遭った場合の相談先や返金方法とは

もはや多くの人にとって生活に欠かせない存在ともいえる、大手ネットショッピングサイト「Amazon」。

これだけ重要度を増したインターネットサイトともなれば、あらゆる悪事を企む詐欺師も多様な手段の一つとして取り入れてきます。

私たちはAmazonを使った詐欺のどのような手口にいかにして対処していく必要があるのでしょうか?

そんないわゆるAmazon詐欺の手口見分け方と対処方法、また万が一陥ってしまった場合にとるべき行動について迫ってみたいと思います。

Amazon詐欺の種類

一口にAmazon詐欺といっても、いくつかの手法が存在します。

フィッシング詐欺または架空請求詐欺詐欺出品などが挙げられます。

まずはそれらの具体的な手口についてご紹介していきたいと思います。

フィッシング詐欺

メール等のメッセージに記載されている偽のURLから偽のサイトに誘導する手口です。

誘導する口実としてこれらが挙げられます。

  • クレジットカード決済情報の更新を促すもの
  • 請求先住所の変更手続きを促すもの
  • 添付ファイルやソフトウェアのインストールを促すもの

詐欺師の目的は、これらの口実により偽サイトでログイン情報クレジットカード情報を入力させることです。

リンクをクリックするとAmazonの公式サイトにそっくりのページが表示されます。

この偽サイトを見分けることは非常に難しいので、誤ってログインを試みてしまわないよう注意が必要です。

架空請求詐欺

メール等のメッセージを用いて料金が未納であることを口実に支払いを促すものです。

例えば以下のような手口が存在します。

  • 商品代金の未納を知らせるメールが届く
  • 購入していない商品の注文確認メールが届く
  • Amazonアカウントに他の端末などから不審なアクセスがあったことを知らせるメールが届く

支払い方法としてコンビニや銀行振り込みを指定したり、Amazonギフト券を購入させて番号を聞き出すなどが多いようです。

中には法的手続きをちらつかせ、こちら側の判断力を揺さぶってくるものもあるため注意が必要です。

出品詐欺

AmazonにはAmazonマーケットプレイスというシステムが存在します。

これは一般の業者がAmazonのサイトを通して出品・販売することができる制度です。

ただし中には詐欺出品業者も潜り込んでおり、消費者側には注意が必要な場面もあります。

主に以下のような手口が存在します。

  • 支払い済みの購入商品を故意に発送しない
  • 注文のキャンセルを受理したと見せかけて返金手続きをしない
  • 個人情報を収集するためだけに出品する

詐欺の見分け方

詐欺に引っかからないためには、詐欺メッセージやフィッシングサイト・詐欺業者を見分ける必要があります。

Amazon.co.jp公式の送信情報を確認

メッセージ送信を手口とする詐欺を防ぐ最も抜本的な方法が、本物の送信情報やURLとの比較です。

Amazon公式サイトではAmazonからの送信の際に使用されるメールアドレスドメイン、またSMSに使用される電話番号が一覧できます。

Eメールを送信する場合

  • amazon.co.jp
  • amazon.jp
  • amazon.com
  • amazonbusiness.jp
  • email.amazon.com
  • marketplace.amazon.co.jp
  • m.marketplace.amazon.co.jp
  • gc.email.amazon.co.jp
  • gc.amazon.co.jp
  • payments.amazon.co.jp

SMSを送信する場合

  • 09090097540
  • 08021585817
  • 01085264515445
  • Amazon
  • TheDrop

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201909120

これらに該当しないメールやSMSはAmazonからのものではありません

届いた時に比較することで、偽のメッセージからフィッシングサイトにアクセスする可能性をぐっと低くすることができます。

さらに詳しくは引用元URLのAmazon公式サイトをご覧ください。

Amazon.co.jp公式サイトのURLを確認

アクセスしたウェブサイトに関しても同様です。

Amazonの公式サイトにはこのような記載があります。

Amazon.co.jpサイトのURLは、「https://××.amazon.co.jp」で始まります。

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201909120

これに該当しないURLのサイトは、Amazonのサイトではありません

クリックしてアクセスしてしまうことがないよう注意が必要です。

メールの内容から確認する

チェックリスト

Amazon.co.jpから送られてくるメッセージには絶対に含まれない内容が存在します。例えば以下に挙げるようなものです。

  • パスワードやクレジットカード情報などのアカウント情報の開示を求めるもの
  • 未納の料金の支払いを促すもの
  • 添付ファイルやソフトウェアのインストールを求めるもの
  • 不正アクセスを知らせるもの
  • 文中に誤字や文法の間違いが多い

4番目の点ですが、最近は銀行などセキュリティが強化されているサイトではアクセスする端末を限定しているものが多くなりました。

そのようなサイトの場合、登録していない端末からアクセスした際には本人確認のメールが届きます。

しかし現時点ではAmazonはそのようなことは行っていません。こうした内容のメールが届いたなら無視しましょう。

また明らかに日本語に不慣れな人が書いたようなたどたどしい文章を見たなら、外国人詐欺師などが関わっている可能性も高くなります。

例えば、「Amazon」と「アマゾン」などの表記が不規則に使用されている場合もこれに当てはまります。

リンクにアクセスしてしまわないよう注意しながらも、日頃からメッセージの内容や特徴をしっかりと確認するよう習慣づけましょう。

出品者の詳細情報をチェック

出品詐欺の場合には、普段の買い物と同じような手法で詐欺を防ぎましょう。

Amazonのサイトでは特に出品者の情報はしっかりと開示されていますから、念入りにチェックすることができます。

以下のような点は特に注意しましょう。

  • 価格は適正と思えるか(1円などあまりに安すぎたりしないか)
  • レビューなどでの出品者の評判はどうか

いかにして防犯対策する?

スマートフォンのログイン画面

中には詐欺の手口なのかどうか見分けようと努めても見分けきれないものが存在します。

またうっかりクリックしてアクセスしてしまうということもあります。

そのような前提がある中で、どのように本来便利であるAmazonを利用しながら被害を防ぐことができるでしょうか?

被害を防ぐための行動原則や普段からできる防犯対策についてまとめます。

クリックする前に一呼吸置く癖をつける

「当たり前のことだ!」と言われそうですが、大切なことです。

フィッシングや架空請求による詐欺は、URLなどを気軽にクリックすることから始まります。

逆にクリックしたり個人情報を入力することさえしなければ詐欺師の側は諦めるしかありません。

クリックしてしまう前に一呼吸おいて、前述のようにURLやメッセージの内容をしっかりと確認しましょう。

普段から一回のクリックやタップの重みを意識しながらPCやモバイル機器を使用することが大切です。

ウィルスセキュリティソフトを導入する

うっかりクリックしてアクセスしてしまったという事態に備えて、セキュリティソフトを導入しておくこともできます。

アクセスしたサイトの中にはどんなマルウェアが仕込まれているか、私たちには想像することしかできません。

中にはランサム(身代金)ウェアによってPCが使用不能に陥ってしまうなんてこともあります。

たった一回のクリックでPCが乗っ取られてしまうなんてこんなに悔しいことはないですね。

多少の出費は将来の多額の損失を防ぐための経費と思って、ケチらず導入しましょう。

詐欺メールをクリックしたらどうなる?

万が一前述のようにウィルス対策を怠った端末で詐欺メールやフィッシングサイトにアクセスしてしまった場合は細心の注意が必要です。

添付ファイルを開いてしまった場合も同様です。

詐欺師はメールやサイト、添付ファイルにマルウェアを仕込んでいる可能性があるからです。

このような状況に直面した時には、端末がウィルス感染した時と同様の対処をとることをお勧めします。

適切な対策をとらなければ被害を拡大してしまったり、個人情報が端末から詐欺師側に抜き取られてしまうということもあります。

例えば以下のような対策をとることは有効です。

  • アクセスしてしまった端末をインターネット回線から一旦隔離する
  • Webサイトの安全性を評価するサイトにアクセスしたURL情報を入力して確認をしてみる
  • ウィルスセキュリティソフトをインストールしウィルススキャンを実行してみる

詐欺に遭ってしまった時には

万が一金銭的な被害に遭ってしまったという場合には、誰に相談しどのように対処する必要があるでしょうか?

相談先

当然のことですが警察消費者センターに相談してみることをお勧めします。

必要と感じる場合、また出品詐欺の場合にはAmazonのカスタマーセンターに連絡してみることもできるでしょう。

返金方法は?

返金できるかどうかに関しては、Amazonの出品業者かどうかで大きく異なってくることでしょう。

Amazonマーケットプレイス内で発生した詐欺の場合には、Amazonによる補償を受けることができます。

Amazonは特に消費者への補償がしっかりしていることは有名ですから、カスタマーセンターを通して返金手続きを進めることができるでしょう。

一方で架空請求などの被害である場合には、返金は非常に難しいといえます。

なぜなら、詐欺業者と連絡がつかない可能性が非常に高いからです。

被害に遭ってしまったなら、警察や消費者センターとの相談のうえで二次被害を防ぐようにしましょう。

詐欺師の巧妙化に耐えうる知恵を

このように高度に発達した情報社会の中で、ほんのひとつの種類の詐欺であっても、そのために対策すべきことは実に多岐にわたります

「一体どこから手を付けていいか分からない」という声が聞こえてきそうです。

しかし残念ながら詐欺師たちの手口も日進月歩巧妙化しています。

私たちの側も巧妙な手口に対処できるよう知恵をつけていくしかありません。

この記事が、お読みいただいたあなたにとって今後の無事の一助になることを願っております。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
http://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html