いじめ防止対策推進法とは?いじめから子どもを守る方法と相談先も

皆さんの身の回りにいじめが起きていませんか?

場合によっては命を絶ってしまう事態に発展します。

子どもだけでなく、保護者や学校、教育委員会等がどう対応していくかが重要です。

いじめに苦しんでいる子ども達を守るために制定されたいじめ防止対策推進法

人によっては単語だけでも聞いたことがあると思います。

今回はいじめ防止対策推進法について説明しつつ、いじめから子どもを守る方法や相談先について紹介します。

いじめの対処に悩んでいる保護者の方は是非一度チェックしてください。

いじめが起きる原因とは

いじめはどうして起きるのか気になっている方も多いと思います。

子どもをいじめから守るためには原因を知る必要があります

原因を知らないと対策を立てにくくなるからです。

まずはいじめの原因について話します。

内気な性格

いじめを行う子どもの中には内気な性格をつけ込む場合があります

嫌なことを拒否できず、いじめがエスカレートする可能性もゼロではないです。

何となく気に入らない

面白半分で何となくいじめを行うケースも見られます。

場合によっては調子に乗り過ぎて重大事態に発展するかもしれません。

いじめを行っても罪が軽い場合が多いこと

裁判

未成年者は少年法と呼ばれる法律により守られており、大人より罪が軽いことが大半です。

悪質な子どもは少年法を盾に気に入らない子どもをいじめ、死に追いやる場合もあります。

捕まったとしても人生をやり直しやすいのもいじめを助長する原因です。

また、学校も事なかれ主義でいじめを隠す場合もあるので非常に厄介。

学校や教育委員会の対応に苛立ちを覚える方も中にはいると思います。

ニュースなどを見ていて、目を疑うようないじめの内容に驚かされることが多いのではないでしょうか?

嫉妬

勉強している子ども

子どもも大人同様に誰かを嫉妬してしまう場合があります。

嫉妬は時にいじめに駆り立てるかもしれません。

勉強ができる、運動ができる、いろいろな物を買ってもらえる等、人によって嫉妬の内容はさまざまです。

周りに合わせるのが苦手

周りに合わせるのが苦手な子どもも中にはいるのではないでしょうか?

クラスや特定のグループに合わせられないことが原因でいじめに発展する場合も少なくありません。

身体的特徴

身体的特徴を理由にいじめが行われているケースも目にします。

体格や髪の色など自分と違う部分を受け入れられるかどうかが大切です。

家庭環境

家のリビング

人によって家庭環境は千差万別。

貧富の格差などを理由にいじめを行う子どもがいます。

災害などの被害者であることを理由にいじめを行っていたケースがその一例です。

子どもを守るための法律!いじめ防止対策推進法について

いじめ防止対策推進法は2011年に起きた大津市中2いじめ自殺事件をきっかけに制定された法律。

大津市中2いじめ自殺事件はニュースなどで目にした方も多いのではないでしょうか?

ここでは、いじめ防止対策推進法について話します。

いじめの定義

学校に通う子ども

いじめ防止対策推進法におけるいじめの定義は「心理的又は物理的な影響を与える行為」です。

いじめを受けた児童等の教育を受ける権利侵害し、心身の成長や人格の形成に支障をきたす恐れがあると総則に書かれています。

もちろん命の危険についても触れられており、いじめは国が危険視しているものの1つと言えるでしょう。

いじめ防止対策推進法の基本方針

いじめ防止基本方針では「いじめの防止等のための対策に関する基本的な方針」の策定が地方公共団体や学校に義務付けられています。

学校や教育委員会はもちろん、警察などはいじめについて対策を立てる必要があります。

いじめの防止等に関する措置

当該学校および当該学校の設置者はいじめ防止対策推進法により、いじめに関する調査、問題解決を行わないといけません。

いじめの事実確認・いじめの被害者(保護者を含む)への支援・いじめの加害者(保護者を含む)への指導が義務付けられています。

道徳教育の充実やいじめに関する相談体制を整えるなどの対策について触れられているのもポイントに挙げられます。

適切な措置ができていないことで学校に批判の声が寄せられる場合が多いです。

学校がいじめ防止に関する規定をきちんと設けているかどうかは最低限チェックしておきたいところ。

いじめから子どもを守る方法とは

いじめ防止対策推進法が制定されたとはいえ、さまざまないじめが発生しています。

重大事態に発展しないためにも保護者が適切な対処を行う必要が出てきます

いじめから子どもを守る方法をいくつか紹介するので、一度参考にしてください。

子どもの気持ちを第一に考える

まっすぐ何かを見つめる子ども

子どもとコミュニケーションを取り、子どもの気持ちを汲み取ることが大切です。

一体何に悩んでいるかをしっかり聞くようにしましょう。

必要なら学校を休ませる

学校に行くのが苦痛な場合、学校を休ませるのも対処法の1つ

子どもの心身を休ませ、学校に行ける状態を整えられるかどうかが重要になってきます。

転校して環境を変える

学校に通う子ども

学校に話し合ってもいじめが改善しない場合は転校して環境を変えるのも選択肢の1つ

心機一転して勉強等に打ち込める環境を作ることも保護者の義務です。

弁護士に相談

弁護士に相談するのもいじめ対策の1つに挙げられます。

法律事務所を探す際、いじめ問題に積極的に取り組んでいるかどうかチェックする様にしましょう。

いじめを行う子どもとその保護者と話をする

いじめを行う子どもと保護者の話をするのも対策の1つ。

いじめを行う子どもの中には話し合いを行っても再びいじめを行う場合があるので注意しないといけません。

また、いじめを行う子どもの保護者にはいじめられたらやり返したら良いと開き直るケースも見られます。

ほとんどの確率でトラブルになる場合が多く注意しないといけないです。

担任や弁護士などの第三者を立ち合わせることをおすすめします。

学校以外の相談先は一体どこか

学校はいじめについて全然対処してくれなくて頼りないと感じている方も中にはいるのではないでしょうか?

子どものいじめに関して相談できる場所を見つけることが重要です。

今からこどものいじめに関する相談先をいくつか紹介するので、是非一度チェックしてください。

子どもの人権110番

子どもの人権110番は法務省が設けているいじめや児童虐待などに関する相談窓口

法務局の職員や人権擁護委員がいじめについて相談を受けています。

料金もかからず、子どもに関する秘密を守ってくれます。

電話番号は0120-007-110です。

都道府県警察の少年相談窓口

警察

都道府県警察の少年相談窓口で子どもに関する悩みについて相談するのもおすすめ。

少年相談窓口の名称や電話番号は各都道府県によって異なります

いじめの内容によっては警察の協力が必要になってきます。

チャイルドライン

チャイルドラインは受け手と呼ばれるボランティアの大人が運営している相談先。

18歳までの子供が利用することができます。

いじめをはじめ、様々な悩みを解決するために多くの子ども達がチャイルドラインに問い合わせています。

電話番号は0120-99-7777です。

一般社団法人日本いのちの電話連盟

一般社団法人日本いのちの電話連盟は自殺予防を目的とした相談先です。

子どもがいじめに悩まされている場合、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?

自殺者の遺族を支援する活動も行っています。

いじめをいち早く察知するために何をチェックすれば良いか

保護者や学校がいじめをいち早く察知するためには何をチェックすれば良いか気になっている方も多いのではないでしょうか?

最後にいじめをいち早く察知する方法についていくつか紹介します。

学校裏サイトをチェック

いじめはインターネットを舞台に移している場合があります。

学校裏サイトでさまざまな誹謗中傷が行われている可能性が高いです。

いじめをいち早く見つけるためには学校裏サイトを監視する必要が出てきます。

LINEなどのSNSを確認

SNSの管理画面

LINEやInstagramなどのSNSもいじめをいち早く察知する上でチェックしないといけません。

SNSでいじめに関する写真や動画が投稿されている場合もあります。

まとめ

親とコミュニケーションを取る子ども

いじめ防止対策推進法により学校や警察はいじめをいち早く解決するよう義務付けられています。

学校や警察だけでなく、保護者やいじめを受けている本人もできる限りの対策を立てることが大切です。

弁護士や子どもの人権110番などに相談し、適切な対処法を見つけてみてはいかがでしょうか?

大切な子どもの命を守れるかどうかは皆さんの手にかかっています。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
https://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html