チケット詐欺を防止する方法を解説!SNSでの手口や傾向・見分け方は?返金を請求するために必要な相手の情報も知っておこう

  • 2019年12月10日
  • 詐欺
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詐欺のリスクは生活のあらゆる場面に潜んでいます。

好きなアーティストのライブスポーツ観戦に行きたいと思った時にも詐欺に遭ってしまう可能性があるのです。

この記事ではそんなチケット詐欺について、どのように防ぐか、また万が一被害に遭ってしまった場合にどうすれば良いか解説していきます。

チケット詐欺とは

チケット詐欺とはその名の通りチケットの売買を口実とした詐欺の手法のことです。

売買の過程で詐欺行為を働くもので、大きく分類するならこれは一種の振り込め詐欺にも該当します。

この類の詐欺に遭いやすいのは、目当てのチケットが売り切れるなどして手に入らなかったような場合です。

「どうしても行きたいのに!!」という購入希望者に対し、その焦る心理を突いた巧妙な罠を仕掛けてくるのです。

どのような手口か

まずはチケット詐欺を働く詐欺師たちの側に立って考えてみましょう。

チケットを欲しがっている人から騙し取るため、彼らは一体どのような手段を講じてくるのでしょうか。

ネットオークションなどを通して

大抵目当てのチケットが手に入らなかった場合、まず目を通してみるのはネット上のオークションサイトなどではないでしょうか?

現在では売る側も買う側も簡単なプロセスで取引できるメルカリや、定番のヤフオクなど転売の手段が豊富に存在します。

これらによる取引の過程で支払いだけ要求し商品を発送しないことで詐欺行為を働きます。

ただしこの方法ではサイトの監視が強く買い手も保護されているため、詐欺師側にとってみれば少し難易度の高い手口となります。

逆にチケットを買う側としては公式以外では比較的安全なチケット購入方法であるといえるでしょう。

この手のチケット詐欺は一種のオークション詐欺にも相当します。

SNSを通して

現在ではSNSがかなり発達しているため、取引の為のサイトだけでなくSNSを使えばチケットの個人的な売買がすぐにできます。

詐欺師側にしてみると、オークションサイト等で差し引かれる手数料が存在しないこと、また取引の監視がないなどのメリットが存在します。

特に後者のメリットは大きく、連絡さえ絶ってしまえば買い手から追われる可能性が低いことは事実です。

ですから大抵の場合、チケット詐欺はSNSの掲示板非公式なファンサイトなどで発生しやすいといえるでしょう。

この後の項目では主にこちらの個人的な売買を前提として解説していきます。

見分ける方法とは

ホームズとPC

チケット詐欺であるかどうかを事前に見分けるポイントについて解説していきたいと思います。

連絡頻度

チケット詐欺の一つの特徴は、詐欺師は少額の取引を多数のターゲットと並行して行っているという点です。

なぜならチケット1枚の金額は高くても数万円程度とそれほど大きくないからです。

もしも本当に「自分が行けないから譲る」場合であれば取引は1対1であり、大抵は綿密な連絡が可能でしょう。

質問をした時には比較的早く返事が返ってくるはずです。

そうではなくやり取りに時間がかかる場合や不自然にムラがある場合、多数の相手と並行して連絡を取っている可能性があります。

このような場合には詐欺を疑ってみるべきです。

取引成立にかかる時間

条件の良いチケットであれば必然的に早い者勝ちですぐに取引が成立するものです。

欲しいと思っていたのに売り切れになってしまったものであれば尚更でしょう。

ですから、不自然に取引成立までに時間がかかっているように思えるチケットを確認した場合には警戒するべきです。

日程や座席・枚数など条件が良いにもかかわらずそうなっていないかという点もよくチェックしましょう。

連絡先などが実在し一致するかどうか

個人売買であれば連絡先や住所が実在し、かつ一致しているかどうかを入念に確認するようにしましょう。

また可能であれば電話をかけて話をすることも詐欺であるかどうかを確かめる方法の一つです。

チケットを安全に購入するには

赤ペンとチェックノート

詐欺を未然に防ぎ、チケットを安全に購入するためにどのようなことができるかをこの項目でまとめておきましょう。

少しでもおかしいと思ったら取引を中止する

どんな種類であれ詐欺の被害に対する最大の防御策は、少しでもおかしいと思うことがあったらそこで立ち止まることです。

「チケットが欲しい!」という気持ちがあまりに逸ってしまうと正常な判断が下せなくなってしまうかもしれません。

公式でチケットが手に入らなかったことは残念ですが、別の入手方法を考えるときにはまず慎重であることを忘れないようにしましょう。

取引の履歴をしっかりと残しておく

個人的なチケットの売買をする際には、後で詐欺と判明した時のために取引の過程の記録をしっかりと保存しておきましょう。

それには一例として以下のようなものが含まれます。

  • 取引相手の住所や連絡先、振込先口座等の情報
  • やり取りの記録
  • 支払いを証明するもの

やり取りの記録は取引が完了するまでスマートフォンやパソコンなどのスクリーンショットなどでしっかりと保存しておきましょう。

何を買うにしても普段からこのようなものを残しておく癖をつけておくと、万が一の時に役立てることができます。

絶対に先にお金を振り込まない

個人的な取引の場合はお金の授受に関していつも以上に慎重に対応しましょう。

具体的には対面形式でチケットの受け渡しをすること、また代金引換での取引などを依頼することができます。

もしもこの支払方法に応じない場合は、詐欺である可能性があります。

詐欺と判明した場合の対処

もしもチケット詐欺の被害に遭ってしまった場合、どのように対処するべきでしょうか?

相手に返金依頼を送る

厳密にいえば該当するイベント当日まではチケット詐欺は成立していません

ですから性急に詐欺と決めつけることなく、まずは状況を冷静に把握するよう努めてください。

その日が近づいてきているなら繰り返し発送の確認を、またその日が過ぎたなら返金請求のメールや電話をしましょう。

電話であればICレコーダーなどを使ってやり取りの記録を証拠として残しておくことができます。

必要と感じる場合には迷わず警察への相談をちらつかせることも効果的です。

この時脅迫罪で逆に訴えられてしまうことのないよう、感情的になることなく冷静に対処するように努めましょう。

それでも相手が返金に応じてこなかった場合にはチケット詐欺の被害に遭っている可能性が高いため、以下の方法をとる必要があります。

警察に被害届を提出する

チケット詐欺も立派な犯罪ですから、当然ながら警察に被害届を提出することは重要です。

実際には詐欺は窃盗などよりも捜査の優先順位が低く、被害額も比較的少ないためすぐに対応してもらえないかもしれません。

それでも後のことを考えれば被害届を提出しておくことは最善の方法であるといえます。

SNSの掲示板の管理者に連絡する

詐欺の犯行現場であるSNSの掲示板の管理者に報告することも重要なステップです。

また詐欺師とのやり取りの記録を保存する前に削除されてしまった場合には、管理者に開示を求めることも必要かもしれません。

振込先の金融機関に被害を伝える

振り込め詐欺の一種であるチケット詐欺は、振り込め詐欺救済法の恩恵を受けることが可能です。

ですので振込先の金融機関にチケット詐欺の被害に遭ったことを伝え、手続きすることは重要です。

うまくいけば取引相手の口座を凍結し、返金を完了することができます。

他の被害者がいるかどうかを確認する

前述の通り、被害額が比較的少額なチケット詐欺は一人だけでは警察に捜査を促すことが難しいといえます。

しかし同じ被害に遭っている人が多ければ多いほど被害額も大きく、警察も捜査の優先度を上げざるを得ません。

なので掲示板などを通して同じように詐欺に遭っている人がいないかを確認し、連携するようにしましょう。

連携することで、少額訴訟など選択肢も増えるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

チケット詐欺の被害を予防することは、普段から取引の相手を賢く選び良い買い物をすることにもつながります。

大抵の場合数千円と、被害に遭ってからの労力には釣り合わない被害金額であるだけに泣き寝入りする事例も少なくないようです。

そんなことにならないよう、チケット詐欺についても正しい知識をもって被害の予防をしていただけるよう願うばかりです。

この記事があなたのチケット詐欺被害を防ぐ一助になれば幸いです。

本サイトの記事は犯罪に巻き込まれない、犯罪を未然に防ぐという観点から書かれたものであり、 実際に犯罪に巻き込まれた場合や身に迫る危険がある場合はすぐに最寄りの警察署までご相談ください。

■警察庁 各都道府県警察の被害相談窓口
http://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html