現代では契約トラブルや詐欺にまつわる事件が後を絶ちません。
場合によっては高額の商品をいやいや買わされて、泣き寝入りする方もいるでしょう。
もしこのような問題を抱えているのなら、消費者ホットラインを利用してみてはどうでしょうか。
今回は契約トラブルなどに役立つ消費者ホットラインについてご紹介します。
消費者ホットラインにおすすめの曜日・時間
最寄りの消費生活センターやなどにつながる消費者ホットライン。
窓口の受付時間に対応しているため、おすすめの曜日・時間帯は知っておくと良いでしょう。
実は避けるべき時間帯を知ってさえいれば、その時間以外でつながりやすいです。
曜日は土日祝日より平日
まず曜日については、土日祝日より平日が良いでしょう。
消費生活センターは公的な機関であるため、平日はどこの相談窓口も稼働しているためです。
消費生活センターで難しくても、国民生活センターの平日バックアップ相談も利用できます。
加えて平日は仕事で相談どころではない方が多い分、スムーズにつながりやすいです。
土日祝日の場合はセンターによって稼働していないところもあります。その分つながりやすさに関しては平日より劣るといえるでしょう。
混みやすい時間は避ける
また平日でも混みやすい時間がいくつか存在します。このため混雑しやすい時間を避けるのも活用のコツです。
特にお昼や16時以降、月曜の10時から12時台は混雑します。このため午後早めの時間帯がおすすめでしょう。
詳しい利用時間は政府広報などを参照に
なお消費者ホットラインの番号や利用時間は、政府広報や消費者庁で説明されています。
消費者ホットラインの基本情報を詳しく知りたい場合は、以下のサイトをご参照ください。
通話料金は電話の種類で異なる
消費者ホットラインを利用する際、通話料金は電話の種類によって異なります。
ここでは固定電話と携帯電話の場合に分けて料金について見ていきましょう。
固定電話の場合
まず固定電話を利用する場合は、最も近距離の場合で3分8.5円の料金です。このため最寄りの相談窓口につながる場合は料金が安くなるでしょう。
ただし固定電話は距離が遠いほど料金も高くなる仕組みです。このため最寄りの窓口につながった場合は料金が高くなることもあります。
例えば最寄りの区域を超えて20㎞圏内の場合は3分につき20円です。
固定電話を利用する場合は、なるべく最寄りの相談窓口につながる工夫が必要でしょう。
そのためにも混雑しにくい時間を選んで電話するのがおすすめです。
携帯電話の場合
一方携帯電話の場合は、固定電話と異なり料金が距離で変わることはありません。
つながった先が最寄りのセンターでも少し離れていても3分90円です。なお定額サービスの料金は適用されません。
ただ料金は一緒であるため、時間帯に関係なく急いで相談したい方におすすめです。
消費者ホットラインで相談に乗ってもらえる内容とは?
消費者ホットラインでは消費者に関することであればいろいろと相談を受け付けています。
とはいえ、具体的にどのようなことで相談すれば良いのか悩む方もいるでしょう。
主に相談に乗ってもらえる内容として、以下のようなものが挙げられます。
相談内容で心配な場合に、ぜひとも参考にすると良いでしょう。
契約関係の相談
消費者ホットラインで受け付けている相談が、まず契約関係のものです。
例えば利用している商品やサービスに関する何らかの問題がある場合に相談に乗ってもらえます。
また契約を締結する前でも、契約書の内容に不安がある場合は相談できる仕組みです。
特に事業者に問い合わせても納得いく回答が得られない場合などに活用すると良いでしょう。
悪質商法や訪問販売に関する内容
また悪質商法や訪問販売に関する相談も受け付けています。
これらの方法では消費者の気持ちに関係なく商品などを押し付けるため、トラブルが多いです。
場合によっては契約を解除しようとして、法外な料金請求や脅迫を受けるケースもあります。
このような場合に消費者ホットラインで相談するだけでも、非常に心強く感じられるでしょう。
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